あなたに試練あたえましょう。［2］

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「…あ、」









時計が17:00と表示され、









望「どうしたん？」









「ごめん。この後…
用事入れてしまってん。
今日、バイトないん？」









望「ないで、今日は」









あ、そうなんや…









望「それ…行かせへんて
言うたら、どうする？」









真っ直ぐに見つめられ
ドキッとする。









「そんなん…」









困るに決まってるやん…









望「大事な用？」









……私にとって、









「大事…やな」









望「なら、しゃあないか」









いつもの笑顔








「ごめん…」









私の悪い所や、









望「気にせんでええで。
楽しかったし、

また…会ってくれる？」









「うん。また、飲みに行く」









望「…せやな」









寂しい表情の…のんちゃんと別れ









向かう____









あれから・・
踏み入ることのなかった場所









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