赤髪の白雪姫 〜。＊snow fairy＊。〜（１）

〜１７話〜　新しい仲間（３） ページ22

−・・・城内・渡り廊下




『お城ってこんなに広いんだね〜』




「そりゃあね。すごい？」



『うん。すごい。』




「ねぇねぇ、A嬢。」




『うん？どうしたのオビ。』



「A嬢って、前髪に隠れてて見えなかったけどオッドアイなんだね。生まれつき？」




『そうだよ。右目赤色で左目ピンク色なんだ。』




「もしかして知らない振りしてたほうがよかった？」



『ううん。そうじゃなくて、、、右目の色が赤色だからなんか珍しがられて。
それにオッドアイだったから。』



「前に何かあったの？」



『町からこの子を売ってほしいだのなんだのーって色々あってね。』


「ふ〜ん。、、、あ、そうだ！A嬢、今から紹介したい人がいるんだけど。」
(「それでもスラムに残ったのか。」)



『、、、？うん、わかった。』




(『誰だろう。どえらい人でも紹介されるのか、、、？』)



歩いて数分。


「ここにいると思うんだけど。、、、失礼しまーす」




ノックもせずに扉を開け中に入っていく



『ちょ！ノックしないの！？』
といいながら私も中に入った。


『失礼します。』


「A嬢。はい、紹介したかった人。」


「お嬢さ〜ん、ちょっといいかい？」
と手招きをして例の人物を呼んだ。



『えっ、、、！！』



私はその人物を見て驚いた。

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