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【過去】

──人生に何度身の危険を感じたことがある?アタシは二度。そう。たったの二度。それが、アタシの人生の選択にもなったわ。

彼は生まれたことから孤児院にいた。傍らには小さな小さな妹。そう。彼らは親に捨てられたのだ。小さな小さな孤児院(世界)にいた二人はなんの不自由もなく過ごしていた。しかし涼真が15の頃、孤児院の真っ黒さに気づく。しかも、妹が売られそうになっていたのだ。涼真は勇気を振り絞り妹の腕を掴み、ある冬の夜孤児院から脱走した。暫く走り続けて暖かそうな所を探して二人でさ迷っていた。段ボールに新聞紙。起動している暖かいどこかの家の室外機。二人は身を寄せ合い、暖め合いながら、空腹で倒れそうになり、ゴミ溜まりで食べれそうなものを探しながら日々を過ごした。

それが一回目の身の危険を感じた。凍死してしまうのではないのか、空腹で飢餓で死んでしまうのではないのか。体の中でずっとサイレンが鳴っていた。

二回目は『血狼』のリーダーとの出会い。妹を拠点で留守番させ涼真は一人で何か無いかと探索していたとき。裏社会の抗争に巻き込まれた。当日、力の無かった涼真はあっさり捕まり殺されそうになる。しかし次の瞬間、彼を捕まえてた人間達は動かなくなっていた。涼真は力無く彼を見上げると彼は「大丈夫か?」と笑いかけてきた。涼真は「助けて!何でもするから!俺達を助けて!」と懇願し彼は苦笑いしながら『シーサイド22』へと案内される。その後、涼真は『血狼』に入る。最初はしたっぱとして必死に働いていた。気がついたら隊長になり皆を引っ張っていた。その時期からだろうか、オネェ口調を使うようになったのは。誰かと違うことをしたい。そう思った彼は試しにオネェ口調にしてみた。そしたら、組織内でかなり好評だったのだ。以降彼はオネェ口調になった。

 妹が組織には入ることになったときは一番反対した。しかし、言いくるめられ今の状態に。前と状態は代わり無いが心配なのは心配であった。

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朱鳥(プロフ) - 円藤 マメさん» もちろん良いですよ!お待ちしております! (2020年4月6日 20時) (レス) id: 033af8111d (このIDを非表示/違反報告)
円藤 マメ(プロフ) - コメント失礼いたします。パメラ・マレットで参加させていただいている円藤マメです。お宅の一遺さんと関係を結ばせていただけないかと思いコメントさせていただきました。もしよろしければ、ボードにお伺いさせていただきたいのですが、いかがでしょうか? (2020年4月6日 13時) (レス) id: 3241387696 (このIDを非表示/違反報告)
和菓子屋の舞麦茶(旧舞茶)(プロフ) - 朱鳥さん» はい、可能です。そちらのボードにお邪魔させて頂きますね! (2020年4月5日 19時) (レス) id: 2159173d17 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - 和菓子屋の舞麦茶(旧舞茶)さん» はい!大丈夫ですよ!こちらからだとサーバーに負担がかかってしまうのでボードの方に来ていただくことはできますか? (2020年4月5日 19時) (レス) id: 033af8111d (このIDを非表示/違反報告)
和菓子屋の舞麦茶(旧舞茶)(プロフ) - 失礼致します。よかったらうちの子と関係を組んで頂けないでしょうか? (2020年4月5日 16時) (レス) id: 2159173d17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鳥 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年4月5日 13時

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