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廉side
病院に着くと病室の前のベンチにAの友達の茜さんが泣きながら座っていた。
廉「茜さん、Aは?」
茜さんは顔を上げると涙が溜まった目で俺のことをキッと睨んだ
そしてパンッと乾いた音が静かな廊下に響き渡った
茜「なんで嘘なんかついたの?
A今日こそは廉くんにきちんと話すって言ってたのに
どうしてちゃんとAと向き合ってあげなかったのよ」
茜さんに言葉を返すことができず立ち尽くしていると病室から医者と看護師が出てきた。
医「ご家族の方にお話があるのですが連絡はつきましたか?」
茜「あの子両親が亡くなっていて親族はいないので彼に話してあげてください。
私今日は少しAの顔見たら帰るから」
そう言うと茜さんはAの病室へと入っていった。
医「では、こちらへどうぞ」
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作者名:しらゆき | 作成日時:2019年10月7日 16時