【終わりのセラフ】ホシオリニシキ (ページ3)

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☆ ページ3

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「もう、本当に分かりやすい策だよねぇ。」

昔、将として真田幸村として、部下を率いた私から見ると、クルルのたてた計画は荒すぎる。

多分、この決戦の結果は五分五分。

人間もそこまで馬鹿じゃないし、策を巡らすのは人間の方が、どちらかと言えば得意だ。

吸血鬼は個体でも強すぎる。
だから、策を巡らす必要性がない。
だが、人間は個体だと弱い。
最近強くなってきたけど、それでも群れなければ、吸血鬼の貴族は倒せない程度。
だから、策を巡らす事によって、その力の差を埋めようとする。

まあ、最近、吸血鬼の方も、騙し合いが多数勃発しているようだけど。

だから、結果は五分五分。
結構、策略、大切だったりするんだよ？
諸葛亮孔明だとか、その策略だけで上り詰めた人間だよ？

まあ、クルルや私たちは人間じゃないんだけどさ。

後、どーでもいいけど、名古屋って、結構遠かったりするんだね。

東京よりは近いけどさ。

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