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ろく ページ10

「「……」」

沈黙が走る

「テツさん?」
「なんだ、運転に忙しい。話しかけないでくれ」

「涙にまた会いに来てええですか、今度はテツさんやヨリさん達が好きな土産買うて」

「……!あぁ、もちろんだとも。ありがたい。なりより涙様も喜ばれる。」


「じゃっ、じゃあ!皆さん好きなもんどんなんですか!」

「……ん。」

「はぁ……?」
「メモだ、そこに書いてある。ついでになんだが、伊瀬家の電話番号だ。」

「なんで伊勢家の?涙の電話番号じゃだめなん?」

「涙様は携帯の電源をよく切りなさる、それに伊瀬家に電話をすればココロが直ぐに迎えに来てくれる」


「なるほど」


「ほら、着いたぞ」

「わざわざ送ってくれてありがとうございます!!」


「……涙様を駅まで送らなければならない。それじゃ」

「はい」

なな→←ご



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作者名:藍浮雲 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年10月5日 8時

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