ご ページ9
「テツ、もう一杯」
「る、涙様、それ以上お辞めに」
「ん??(威圧)」
「(涙様の威圧がッッ)」
「テツさんが注がないのであればわたくしめヨリが注がせていただきます!!ささっ、若様どうぞ!」
「ん、ありがと」
「いえいえ!わたくしめヨリは若様のためにありますゆえ!テツさん、若様のご友人をもてなさいでどうするんですか!!!」
「てめぇ、人の事蹴りやがって何様だゴルァ!!」
「やります??お?」
「2人ともお座り」
「「わ、わん」」
「2人とも一々喧嘩腰にならないの」
「はーい」
「うっす、野郎共ぉー!!!涙様のご友人をもてなせ!!!!!(涙様オレンジジュースがそろそろなくなります、、、)」
オォー!
「ゾムさん、どない?楽しんでる〜?」
「楽しんでるけど、、、極道のご子息やったんか」
「そうだよ」
「結構な大所帯やん」
「ほぼ全部親の部下だから過保護過ぎて困る」
「そんなにwww」
あれから本家に着いてどんちゃん騒ぎ。
颯太さんのことはゾムさんと呼んでいる。
特に理由なんてないよ。
そう、別に理由なんて
「やべ、俺帰らな……」
「あや?もうそんな時間か、家まで送るよ」
「いやいや、そこまで世話される気はないよ」
「まあまあ、いいからいいから。ココロ、ココロはどこや!」
「ここに。」
「ゾムさんが帰りはるから車を回してきてや」
「御意のままに。」
「あれだれなん?」
「名前はココロ。見た目と反してゴッツイ身体にえぐい身体能力を持つ元忍。父さんの部下や」
「はぇー」
「でも車の運転は、、、テツ!ヨリ!!どこにおる!!?」
「若様/涙様もしや、、、」
「そのもしやや!!皆でココロをここに連れ戻してきて!!」
「若の仰せのままに。」
「なんかココロに問題あるん?」
「問題大アリだよ、ココロに指示するんじゃなかったこんにゃろい」
「なんでや」
「あいつに車運転させると」
「若、車の準備が出来ました」
「あっ…(察し)」
「手遅れやったか、、、って、どこがどうなってこうなってん」
「元忍ゆえ山には慣れておりますが、都会の物には慣れておらぬためにこのようなことになりました。若、申し訳ございませぬ。」
「若様/涙様!!申し訳ございません!!追いつけませんでした!!」
「そらしゃーないわ、ココロやし、元忍やし。追いつけんで当たり前やわ」
「車ガタガタやん!!」
「テツの車でゾムさんお家に帰したって、事の発端あんたやから」
「え!?」
10人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ