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天童「…あれ？小野っち、くじ引かないの？」
A「…忘れ物ないか確認してるから、代わりに引いて」
天童「おっけー！どれどれ…小野っちは…1ね！」
A「ん」
天童にくじを引いてもらい、最後に乗るつもりだった小野川。
…を、何故か待っている白布。
白布「小野川さん、1でしたよね？席、俺とです」
A「…先乗ってれば良かったろ」
白布「…手を出してください」
A「………なんで」
突然、訳のわからないことを言う白布。
だが、それに対して手をポケットに入れたま出そうとしない。
いや、出したくない。
だって、
白布「………震えてるじゃないですか」
どきり、胸が鳴った。
白布「だから、さっきからポケットから手を出さないし、くじも引かなかったんですよね」
A「………」
白布「…嫌なこと言ったのならすいません」
先程からの違和感を、問題を解くみたいにスラスラといい当てていく白布。
それに対して黙ったままの小野川と、気分を害してしまったことを気にしてか下を向く白布。
A「………はぁ、」
そして、それにため息ひとつ落とすと
A「………お前、ほんと嫌なとこみてんのな」
白布「……、」
白布が顔を再び上げると、
小野川は苦い顔をしながら、笑っていた。
それは…ふにゃり、と緊張の糸が切れたような、力が抜けたような苦笑いで。
…それに呆気をとられていると、
A「…窓側、譲ってくれてどーも」
と、震えた手をぽん、と彼の肩に置き、そしてバスに乗った。
白布「…………そこはバレてんのかよ…」
"何故、白布がバスに乗らず待っていたのか"
それが今度は逆に見透かされ悔しそうに吐き捨てると、白布もバスへと乗り込んだ。
＊
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氷水(プロフ) - 小桜さん» 小桜さん、コメントありがとうございます〜！遅くなりすいません、番外編のですね！あれは、それぞれなんやかんや繋がりや関係があることや、ちょっと夢小説として定番なことをしたかったのであのような形になりました(笑)今でも見てくれるの有難いです！！ (2023年2月24日 5時) (
レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 小野川さん、めちゃくちゃ借りられてる(笑) (2023年1月23日 19時) (レス) @page49 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
氷水(プロフ) - 凪さん» わーーーっ！！凪さん、ご指摘ありがとうございます…未だに間違えるとはお恥ずかしい…！五色のパワーに引っ張られちゃいまして…（笑）直しておきました！また、作品の方もしっかり読んでいただき嬉しいです…！まったりですが頑張ります〜！ (2022年7月10日 5時) (レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 体育祭3の冒頭です！天童さんのセリフだったと思います！ (2022年7月6日 22時) (レス) @page41 id: 704b912d25 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - コメント失礼します！冒頭の五色の名前が工じゃなくて力になってました！細かくてすみません…一応と思いまして！作品とても楽しく読ませてもらっています！ (2022年7月6日 22時) (レス) @page41 id: 704b912d25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷水 | 作成日時：2020年3月6日 2時
