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男「なんだよお前…」
男「お、おい、お前…こいつ、ウシワカだって…！」
男「は！？」
A「げぇ…」
牛島「…早く手を離せ」
男「ちゃ…ちゃんと謝ったから許してやる！次は気をつけろよ！」
顔も名も知れた"ウシワカ"にビビり、そそくさと逃げていく男共。
少し苦しかった首元を擦っていると、じっとこちらを見ている牛島。
少しの沈黙のあと、彼は口を開く。
牛島「大丈夫か、小野川」
A「………」
牛島「………怪我があれば…」
A「…ない、から」
牛島「そうか」
…ああ、こういうときに限って1番最初に来る牛島は本当に腹が立つ。
でも、
来てくれたことに安堵している自分が、なにより心底嫌で腹が立つ。
A「………チッ、お前に礼は言わないから」
牛島「好きにしろ。帰るぞ」
A「はいはい、仰せのままにぃ〜主将様〜」
牛島「その呼び方をやめろ」
軽く言葉を交わし、牛島と2人肩を並べて歩く。
みんなの元に戻ると、羽根沢さんが飛ぶように駆け寄ってくる。
羽根沢「！！小野川先輩、大丈夫でしたか…！？」
A「ん」
羽根沢「本当にすいません…！！私のせいで…」
A「いや、羽根沢さん悪くないでしょ、気にしないで」
羽根沢「うぅ…次は私が守りますから…！」
A「どうやって…？？」
泣きそうになりながら、戻ってきた小野川に抱きつく羽根沢。
一緒に戻ってきた牛島にも、みんなが声をかける。
天童「若利くんもおかえりー！」
牛島「ああ」
山形「若利、羽根沢さんが来たと思ったら、いきなり走っていったからビックリしたわ…」
瀬見「そういうことだったのな…よくわかったな若利」
牛島「…小野川だからな」
天童「若利くん、意外とみんなのこと見てるよね…」
白布「………」
斎藤「バスきたぞ！荷物持てー！」
ようやくバスもきて、白鳥沢は会場を後にした。
＊
羽根沢「そういえば…牛島先輩、場所言ってないのにどうしてわかったんだろう…」
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氷水(プロフ) - 小桜さん» 小桜さん、コメントありがとうございます〜！遅くなりすいません、番外編のですね！あれは、それぞれなんやかんや繋がりや関係があることや、ちょっと夢小説として定番なことをしたかったのであのような形になりました(笑)今でも見てくれるの有難いです！！ (2023年2月24日 5時) (
レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 小野川さん、めちゃくちゃ借りられてる(笑) (2023年1月23日 19時) (レス) @page49 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
氷水(プロフ) - 凪さん» わーーーっ！！凪さん、ご指摘ありがとうございます…未だに間違えるとはお恥ずかしい…！五色のパワーに引っ張られちゃいまして…（笑）直しておきました！また、作品の方もしっかり読んでいただき嬉しいです…！まったりですが頑張ります〜！ (2022年7月10日 5時) (レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 体育祭3の冒頭です！天童さんのセリフだったと思います！ (2022年7月6日 22時) (レス) @page41 id: 704b912d25 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - コメント失礼します！冒頭の五色の名前が工じゃなくて力になってました！細かくてすみません…一応と思いまして！作品とても楽しく読ませてもらっています！ (2022年7月6日 22時) (レス) @page41 id: 704b912d25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷水 | 作成日時：2020年3月6日 2時
