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A「撤収すっぞ！！自分の荷物ぐらい、確認しろよ…！」
羽根沢「すごい、もう終わった…もう帰るのが信じられない…」
天童「まぁ、帰っても練習ダケドネ…」
A「初日なんてこんなもんだよ…今のうちにトイレいってくる」
羽根沢「あ、私も行きます！」
少し声の調子が戻った小野川が、みんなに声をかける。
予選初日、勝ち上がった扇南との本日唯一の試合なのだが、ほぼ失点なしのストレート勝ちで帰ることに。
小野川や2、3年メンバーには普通だが、1年には信じ難いようで。
羽根沢「ちょっと混んでますね…」
A「先いいよ」
羽根沢「あ、すいません…！」
来た先のトイレは少し混んでるのか、ひとつしか空いておらず、羽根沢に先を譲る小野川。
しかし男子ほどではないので直ぐに順番が回ってくる。
A「…？」(あれ、羽根沢さんは…)
男「いいじゃん、教えてよー」
男「ほら、同じバレー部だしさ！絶対話盛り上がるっしょ！」
羽根沢「いえ、あの…」
A「何あんたら？邪魔なんだけど。行こう」
羽根沢に群がる男共に臆することもなくぶつかり、手を引いて救出する小野川。
しかし、振り切ることはそう簡単ではなくすぐにまた捕まる。
男「なっ、おい！ぶつかっておいてなんだお前！」
A「は？あんたらこそ勝手に人の連れに絡んでんじゃねぇよ」
男「へぇ〜…じゃあ、アンタが戻れないなら、その子も戻れない訳だ？」
A「…チッ…先いって……きて、」
羽根沢「…！」
男「今舌打ちし…」
今度は小野川に絡む男達に、羽根沢さんに何か言う。
そして、トン、と背中を押された羽根沢は走り出す。
男「あ！まっ…」
A「あーら、ごめんなさーい」
男「…ってぇなテメェ！」
A「ゔっ…！てて…ちゃんと謝りましたよね？離してください」
男「ふざけやがって…」
逃げた羽根沢を追おうとして、男を足で引っ掛けて転ばす小野川。
それが怒りに触れたのか、胸ぐらを掴まれ壁に打ちつけられる。
A「あと、口臭臭いんだけど」
男「ぶふっ！」
男「…！うるせぇ！お前は笑うな！」
男「わりーわりー…あでも、コイツも結構かわいい顔してね？問題になる前に許してやろーぜ」
男「…もう1回謝れよ」
A「…すいませ…」
これを切り抜けば終わる。と思った矢先だった。
？？「離せ」
ふと、横から聞き慣れた声がした。
＊
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氷水(プロフ) - 小桜さん» 小桜さん、コメントありがとうございます〜！遅くなりすいません、番外編のですね！あれは、それぞれなんやかんや繋がりや関係があることや、ちょっと夢小説として定番なことをしたかったのであのような形になりました(笑)今でも見てくれるの有難いです！！ (2023年2月24日 5時) (
レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 小野川さん、めちゃくちゃ借りられてる(笑) (2023年1月23日 19時) (レス) @page49 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
氷水(プロフ) - 凪さん» わーーーっ！！凪さん、ご指摘ありがとうございます…未だに間違えるとはお恥ずかしい…！五色のパワーに引っ張られちゃいまして…（笑）直しておきました！また、作品の方もしっかり読んでいただき嬉しいです…！まったりですが頑張ります〜！ (2022年7月10日 5時) (レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 体育祭3の冒頭です！天童さんのセリフだったと思います！ (2022年7月6日 22時) (レス) @page41 id: 704b912d25 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - コメント失礼します！冒頭の五色の名前が工じゃなくて力になってました！細かくてすみません…一応と思いまして！作品とても楽しく読ませてもらっています！ (2022年7月6日 22時) (レス) @page41 id: 704b912d25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷水 | 作成日時：2020年3月6日 2時
