love call！.*･ﾟ (ページ8)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:56,845 hit

zzz（GD side）ページ8

「私も残る！…」

Aがそう言ったから、甘えて残って貰ったのはいいけど。

「Zzz」

「もう寝てるじゃん…」

Aがシャワーした後、俺も続けてシャワーを浴びた。
出てきたら、練習室の隅にもたれ掛かってねていた。

うん、そういう状況

「おーい、A？…」

「Zzz…」

呼びかけも全く反応がない

もう、無理するから…

寒くないようにとAに毛布をかける

…俺も少し疲れたから、仮眠とってから作業しようかな？

毛布を被ってAの隣に座った

「…超綺麗じゃん」

長いまつげ、整った顔立ち、少し笑顔で幸せそうな寝顔…

すっぴんでも、ほんとに人形みたいな容姿してるよな。

さすがアイドルなだけある。

「むにゃむにゃ…ジヨォン…ここどう動けばい～？…」

「？！？！？！…あ、寝言か」

なに、夢の中で仕事してんの？？(笑)

面白すぎだろ(笑)

…ってか、なんでこんなドキドキしてんの？

あーもう、調子狂うなあ

最初はAのただのペンだった。

初めてAのライブに行けることになった時、同じ仕事同士、ただ仲良くなりたいと思っただけだった

ただ、彼女の声が好きで、一緒に歌いたいと思っただけだった

…けど、

「この2日間、大きく変わったな。…やっぱ好きだわ、ペンとしてじゃなくてね」

うとうとしてきて、俺もそっと目を閉じた