2日目（you side） ページ7
韓国に来て2日目。
昨日はジヨンに甘えてサボっちゃったけど、今日はちゃんとした練習の日。
YGのスタッフさんたちも来るみたいだから、恥をかかないようにがんばらなきゃ！
「A、これ歌詞ね。全部ハングルだから、読めないところあったら言って」
ジヨンは私に、文字のびっちりのった紙を手渡す
「ありがとジヨン。…わあ、恋愛の曲なんだね」
「そ。ちょっとドロドロした感じのね(笑)」
「 ラップの韻や言葉遊びもバランスがとれててステキ。掛け合う部分とか楽しみ、早く歌えるようにならないと」
「褒めちぎってくれてありがと(笑)
さっそくやるか」
「うん！」
ラップの練習、音程確認、MV用のダンスの練習、MVの演出の打ち合わせ、
…これ、全てジヨンが考えたんだよね。ほんと、すごいなあ…
私もちょっとぐらい、作詞作曲の勉強しようかな？
それに、さすが世界的アーティスト。
歌も上手いしダンスのキレも全然違う。
まだまだ駆け出しの私だけど、私だっていつかはBIGBANGのような大きなワールドツアーをしてみたい。
そのために、今日はバッチリ吸収できるよう頑張ろう
「A。もう夜7時。9時の飛行機乗るなら、そろそろ出な？」
ジヨンが曲を収録している間、私はもくもくとダンスを踊っていた
少しでもジヨンに近づけるように
「でも、まだジヨンとダンス合わせてないし…そもそもジヨンダンスまだやってないよね？」
「俺、今日泊まって練習するから別にいいよ。気にせず帰りな」
「私明日オフだし、私も残る！ダンスだったら2人いたほうがやりやすいでしょ！」
「それはそうだけど…/////じゃあ、お願いしようかな。シャワールームとか仮眠室とか、好きに使っていいから。」
「はーい！」
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作者名：こっぺ | 作成日時：2017年4月21日 18時
