えらもるげった（you side） ページ38
まあこんなことになったから、当然今日のミニライブは中止。
ステージにはけた後は、号泣状態で何も喋れなくて、即座にマネオンニの車に乗せられて、事務所にすぐ連れて帰られた
ジヨンにちゃんと謝りたかったけど、騒ぎを避けるため、ジヨンはマネオッパの車で帰っていった
せっかく社長が設けてくれた場なのに、申し訳ない
それに、私がもっとしっかりしていれば、ジヨンだって巻き込まなかったのに
もうどうすればいいかわからない
なんとか事務所まで帰ってきて、ふとテレビをつけると、さっきの私とジヨンの姿
コメンテーターは
「G−DRAGONの格が下がった」「狙ってYGにはいったのか」
とか言いたい放題
卵のくだりだってばっちり放送。
「…はやすぎ笑」
もう呆れた声しかでてこない
「ジヨンのパボ。なに自分まで犠牲にしてるの。」
「だーれがパボだよ。」
後ろからひょいっと現れたのはテレビで熱愛報道されてる張本人
「うわっジヨン…帰ってきてたの？
だってパボじゃん。自分から熱愛報道作っといてさ」
「だって、ムカついたから笑
…いいじゃん、これからは堂々と外でデートできるよ？笑」
「もー、やっぱりパボ」
「あ、さっきのこと心配しすぎ。社長にちゃんと話したら怒られるどころかよく助けてくれたって褒められたし笑」
「そ、そうなんだ…」
「うん。ほら、もう泣かない！お腹空いたでしょ？ドーナツあげるからさ」
パボだけど、やっぱりジヨンは素敵な人だ
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作者名：こっぺ | 作成日時：2017年4月21日 18時
