love call！.*･ﾟ (ページ34)

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お仕事（you side）ページ34

「ショッピングモールでゲストとしてライブですか…」

「ああ。いくら韓国で1度デビューしたとは言っても、まだあまり有名ではない…
新しいYGのAとしてのお披露目も兼ねて、行ってもらいたいと思う。」

ヨンベさんと別れたあと、私が呼ばれた先は社長室

どうやら次のお仕事はミニライブみたい

でも…私なんかが出て大丈夫なのかな…

これからもアイドルとして働きたくて選んだ道だけど、正直アンチや嫌がらせはすごく苦手

帰りに空き缶を投げつけられたり、事務所の入口に悪口が書かれてあったり、

…落ち着かないのも事実で。

「でも、これに出たら嫌がらせする人も来るだろうし、またみなさんに迷惑をかけちゃう…」

「いいか、A？お前は強いアイドルだ。
普通、嘘だとしてもあんなに世間からいじめられて、それでもアイドルがしたいからって帰ってくるのはAだけだ。…
それを、誇りに思ってほしい。
何が起こってもスタッフたちで万全にカバーするし、YGはみんなAを大歓迎している。自身をもって行ってこい。約束だ。｣

なんだろう、心がとっても暖かくて、自信で溢れてくる

「…分かりました。自信を持って、自分を貫いてきます！！！」

「それに、韓国語で不安な部分もあると思うから、ジヨンも一緒にステージに立たせることにした。コラボ曲を歌って来てくれ」

…ジヨンが一緒なら心強い。

一人だと思ってたからほっとした

「…社長、本当にありがとうございます」

「お安い御用だ。YGに入ったからには、Aも大切なYGファミリーの1人。
アンチに負けず、頑張っていこう。それだけだ。」

「はい、頑張ります！！
失礼します」

"YGファミリーの1人"

その言葉がどんなに嬉しいか。

もううじうじしない。

YGファミリーとして、そしてAがYGファミリーになってくれて良かったって思ってもらえる、自信を持った自分にならなきゃ。