訪問（you side） ページ12
ﾋﾟｺﾝｯ「やっほ〜Aちゃん、おっれ、スンリ！今度の日曜、仕事で日本行くんだけど、会えないかな？？色々おしゃべりしたいし！」
私が日本に帰ってきて少したった日。
トークアプリにスンリさんからのメッセージ。
日曜日…あ、ちょうどオフだ。
「こんにちは、スンリさん。日曜日は空いてるので、是非お会いしたいです(^ ^)」
ﾋﾟｺﾝｯ「やった〜嬉しい！あ、俺の方が年上だからって気使われたくないんだ〜！ためではなしてほしいし、スンちゃんって呼んでよ！」
「わかった！着いたら連絡してね、スンちゃん(^ ^)」
「Aちゃ〜ん！久しぶり久しぶり〜！」
「お久しぶりです、スンちゃん！」
一番行きやすいからと、スンちゃんが経営しているラーメン屋さんの個室で夜ご飯。
2人でラーメンをもぐもぐ。
「んー、ほんと美味しい！私ラーメンあんまり食べないけど、ここのはまた食べたい！」
「えへへ〜ならよかった(笑)
ところでさ、Aちゃんに聞きたいことあるんだけど…」
「ん、何か？」
「ジヨンヒョンのこと！！どう思ってるの？！」 ニヤニヤ
…うわあ、いきなり人の心の傷をえぐるようなこと言うね…
「え、えっと、その…」
「好きなんでしょ？顔真っ赤だもん」
「えっえっ、そんなに？！？！」
「うん、かなり(笑)ジヨンヒョンったら、こんなにかわいい子を野放しにして〜！」
「でも…どっちにしろ叶わない(^ ^)
これは好きじゃない。憧れです」
「な、なんで？！ジヨンヒョンもAちゃんのこと気に入ってるみたいだし、チャンスは十分あ「私の事務所、恋愛禁止なんです。日本のアイドルにはたまにあることなんだけどね。」
「そんな…」
「アイドルにずっと憧れて、やっとここまで来れた。だから…」
「そっか…なんだか残酷」
「仕方ないよ」
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作者名：こっぺ | 作成日時：2017年4月21日 18時
