特別なお客様？（you side） ページ2
…マスクをしていてあまり良く見えないけど、綺麗な顔立ち。
華奢そうだけどしっかりしている体
奇抜なヘアカラー。
そして、体のいたるところに入っているタトゥー
まって、あの人、G−DRAGONじゃない？！？！
めっちゃすごい人だよ！！
それに、私の憧れの人！
え、え、なんで私みたいな日本の新人アイドルのライブに来てるわけ？！？！
しかもよく見たら、「A♡」って書かれた、装飾されたボードに、ペンライトも持ってるし、歌に合わせて掛け声もしてくれてる！
こんなすごい人まで来てくれてるなんて…
最高に嬉しい！！！
もっともっと、頑張るしか！
こうして、私の初めての海外コンサートは、興奮と緊張はしたけれど無事成功で終わっていった…
「あー、マネージャーさん〜疲れた〜」
「A、初めての海外コンサートお疲れ様！よく頑張った(笑)」
帰る準備が終わるまで、楽屋でグダグダ。
「ねえ聞いて！関係者席にG−DRAGONいたんだけど！！！！」
「私、G−DRAGONのマネージャーと仲いいのよー！G−DRAGONか行きたがってるからお願いって頼まれちゃって、チケットあげちゃった！」
「そうだったの？！でも、行きたがってたなんて…どんなに幸せか…(笑)」
「G−DRAGONか来てくれるなんて、出世コースの第1歩かもよ？(笑)
」
「そーかね〜笑」
「車出してくるから、準備が出来たら連絡するわ！そしたら来てね〜」
「はーい！」
ガチャッ
そう言って出ていくマネージャー
楽屋に1人じゃやることないし、私もその辺ぶらぶらしようかなー…
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作者名：こっぺ | 作成日時：2017年4月21日 18時
