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［そうだ…転生すれば、また新たな命として生きる事が出来るのだ。お前が再会を望む者達とは幸いにして強い縁もあるようだ……よし。我の力を用いて会いたいと願うその者達と'必ず巡り会える加護'を与えてやろう］
特別じゃぞ。
まっしろなばしょが、どんどん、どんどん、とおくなっていく、きがした。
ねぇ、まって。
あなたは、だれなの？
おしえてよ、ねぇ、おし…えて……
「ほぎゃぁああああああんっ！ほぎゃぁああああ！」
「ふぇ、ふぁああああああんっ！ふぎゃあああああんっ！！」
「おめでとうございます！元気な可愛らしい…双子の男の子と、女の子ですよ！」
「ああ…やっと、会えた…私の、赤ちゃん…これで、あの人もきっと…」
「男の子は…レスティア。女の子は…レイチェルにしましょう」
「レス、レイ…ママよ。これから幸せになりましょうね…」
ぽかぽか、ぽかぽか
あたたかくて、やわらかいものに、つつまれてる。
ボクと、だれかを、だきしめるのは、だれだろう。
おちつく…けど、ちがうきが、する。
＊＊とは、ちがう。
＊＊にあいたい、＊＊は………あれ？
＊＊って、だれだっけ？
わからない。わからない、けど。
とっても、とっても…たいせつなヒト、だった…きがする。
「うー…あぅあー」
ボクのとなりのだれか、が…ボクをぺちぺち、たたいた。
きみは、だぁれ？
「あら、レイチェル…お兄ちゃんを叩いてはダメよ？」
レイチェル？
…きみは、レイチェルって、いうの？
ボクは、レスティア？
「あぅー、あっあー」
………。
…………レイ、チェル……レイチェル、レイチェル…
ボクの、いもーと
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作者名：白玉餅 | 作成日時：2018年5月24日 18時
