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ノーマンが居なくなって6日が経った日のこと
熱も下がり動けるようになった私は、図書室へ向かった
中にいたのは、フィルとシェリー、ドミニク、アンナ、そしてレイ
ドミニクとアンナは、何かを探すようにしきりに部屋を駆け回っていた
きっとエマに何か頼まれたのだろう
ノーマンが考えた計画の進み具合や
それまでにしなければならない諸々の準備は、昨日アンナから聞いた
そして、今、エマとレイがどう動いているのかも
今、2人は何もしてないし、してはいけない
今動いてはママに気づかれてしまう
結局、私達3人の考えていることは一緒だった
ただ一つ違うことがあるとすれば、レイはノーマンが考えた計画を知らない
そして、エマとレイは、私が考えている計画を知らない。
さて、これからどうするか……
私は、シェリーと絵を描いているフィルの隣の席に座り
2人が描く絵を、頬杖をつきながら眺めていた
フィルが寂しそうな顔をして、私の顔を覗き込んだ
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作者名：ツナマヨ野郎 | 作成日時：2019年3月26日 0時
