【今日から俺は】月川の妹は開久の... (ページ9)

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何でも紅高の今井という生徒に登校途中に仲間が1人やられたらしい

今井という名前を聞いてAは内心驚いていた

先程までその今井と話していたからだ

しかし言うべきか迷っているとその3年生が智司の怒りに触れる発言をした

下っ端)いや紅高の今井って聞いた事はあるが
ふざけた奴だぜ
開久の怖さをしらねぇとはよぉ

開久が強いと証明したいのであれば何故負けた挙句に仲間を1人置いてきたのか

智司は静かに

智)で？テメェ二村置いて逃げてきたのか

と問いただし

智司が怒っていることに誰もが気付き下っ端の3年も焦りを見せた

下っ端)いやいきなりだったからよ
こっちも体制出来てねぇ...

全てを言い終わる前に智司が蹴りを入れた

智)あそこはよぉ
新設の高校で2年坊までしかいねぇんだよ
つまり俺とタメでテメェより年下って訳だ

智司は転がってる3年生を人睨みすると全員に聞こえるように周りを見渡しこう言い放った

智)開久はなぁ、ボンクラの集まりだ
喧嘩で負けたらお終ぇなんだよ！！

腹部を何度も何度も蹴り続ける

そして

智)今日中に今井って野郎連れて来いコラァ！！

こんなにキレた智司を見るのは久しぶりだと少し驚いた顔をしたAだったが
今朝仲良くなった？であろう今井がシメられるのは見たくないと若干の恐怖さえ覚えていた

すると相良が楽しそうに立ち上がり智司を宥め下っ端に優しい声をかけた

相)まぁまぁ、智司
おい、喜べ俺がついて行ってやるよ

優しいと言っても相良の場合揉め事が好きなだけだ
傍からみたら優しさに聞こえても本人にとっては決して優しさなどではない

相)落ち着けよ智司
腹減ってんだろ？何か買いに行こうや

智)俺ぁ仲間見捨てる奴がムカつくんだよ

智司はしっかりとした信念のもとにキレたものの仲間などどうでもいいと、勝てればどんな手でも使うとしている相良は智司の言葉を軽く流し外を指差し「早く行くぞ」と促した

智)A、オメェも来い

貴)ん、行く
待って

智司と相良の歩くスピードは女子のAからしたら速い

ついて行こうと必死で時々小走りをしていた

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貴)最近コンビニのご飯多くない？
身体壊しちゃうよ

智)テメェで作るのとか面倒臭ぇからいいんだよ

貴)じゃあ、今度、私が作る

智)俺になんか時間割くもんじゃねぇ

貴)私がやりたいからやるの

智)程々にな...

貴)ん