お隣さんは今日もうるさい (ページ7)

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シックロプスムミダ！ページ7

一瞬、なぜ俺の名前を知っているのか疑問に思った

でもよく考えてみたら

俺、アイドルだった…

今、完全にプライベートモードに入ってた

名前知ってるってことはBTSのペンなのかな？

だとしたら俺のペンであってほしいけど…

armyとは付き合わないってデビューしたとき決めたから

この人には、ペンであってほしくないかな

「え、えーっと、俺の事知ってるんですか？」

とりあえず聞いてみる

「んー、顔は今日初めて見たような気がしますね

　あ、でも君みたいなイケメンは一度見たら覚えるから多分初めましてだと思うよ？」

「ほ、ほんとですか‼…良かった」

ん、イケメン…？

「…良かった？」

「あ、今のは忘れてください！俺、隣に住んでいるチョン・ジョングクって言います」

彼女がペンじゃない事が分かった嬉しさの勢いで名前を言った

今のは勢いが良すぎたか…‼？

引かれて…ない？

そんな不安はすぐに彼女の笑顔で解消される

「やっぱりチョンさんで合ってたんだね‼

　噂で聞いてるよ私の隣の大きな部屋に住んでるチョンさんがイケメンだって

　ペンになりそうとか…アイドルじゃないのに凄い人気なんだね」

「そんな、イケメンだなんて」

やっぱりこの人は俺を…俺達を知らないんだ…‼

嬉しいけどちょっと寂しいかも

「あ、名前言い忘れてたね

　私、キム・Aって言うの最近引っ越してきたから宜しくね」

「はい‼よろしくお願いします」

なんか、いい感じかも

もうちょっと話したいな

…ピコン

「んー、私のじゃないね、チョンさんのカトクじゃない？」

「あ、俺のです‼すみません」

カトクを開くとジミニヒョンから

゛ジョングガ～‼寂しかったろ？今、エレベーターで向かってるから待ってろよ～‼

　今日はピザだって‼゛

だって

もうすぐジミニヒョンが来るってことはAさんが見られてしまう

ジミニヒョンが一目惚れする可能性もある…

きっとまだ俺以外のメンバーはAさんを見たことがない

駄目だ‼俺がAさんを独り占めしたい

「あ、じゃあ、また何かあったら何時でも聞いてくださいね‼では‼」

嫌だけどここは早めに切り上げよ…

「うん、じゃあまた‼ットマンナヨ？」

…クッソ、ジミニヒョン後で覚えといてくださいね

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