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彼へのショック症状 ページ8

...??


私が思い描いていたENDではなかった。


私は今頃、奏のところにいると思ったのに。


私の周りを白い光が覆う。


奏の母「...は?」


「え...??」


奏のお母さんの手には何も握られていなかった。


目の前に誰かがいる。それはーーー


?「おい」


奏?「なにやってんだよ、母さん」


「奏なの??」


奏の母「奏...?アンタ...」


幻覚じゃないよね?私が見ているのは...


奏?「だいじょうぶ。お前が...見て...る...それ...h...」


ピッピッピッ...


私が聞いている音は、奏の声ではなく、だんだんと機械音へと変わっていく。


白い部屋に私は横たわっていた。


看護師「あら、大丈夫ですか?」


意味がわからない。


夢オチってやつなの?


「あの...私はなんでここにいるのですか?」


看護師「貴方が道端で倒れていたのを目撃された方からの連絡で。」


どこまでが現実でどこからが夢だったの...??


看護師「どうやら、Aさんは近頃お友達が亡くなったらしいですね」


「...」


看護師「どうやら、そのショック症状らしいです」


「...へぇ」


わからないの、呆然とした表情のままベットに倒れこむ。


またあの日みたいにあったかい手で私を包んでよ...。


ねえ、奏??


私さ、





時間を戻したいんだ。

彼がいる、素晴らしき時代なんて。→←彼の母



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設定タグ:小説 , 恋愛 , るこっぱ   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:るこっぱ | 作成日時:2020年11月3日 21時

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