大嫌いな夏を笑う

スローエンド ページ7

消えたい
もう、死にたい
早く楽になりたい
貴方も記憶も
全部忘れて。
疲れただけ
それだけだろってさ
誰かが私を笑ってる
疲れた、もう辛い
この先も歩む人生なんて
私には身が重すぎると。




ゆっくり、ゆっくり
悲しんで、腹が立って
投げ捨てて、放り捨てて
何もかも消したら変わるかな。
生まれ変われるなら
もっと正しく生きれるかな
こんな風にねじ曲がらないかな。







寝てたい
もう、言えない
早く帰りたい
偉いのも好きなのも
全部忘れて。
楽しいモノだと
皆が私を淘汰した
違うよ、もう嫌
こんな人生が嫌いなだけ
私には生きる資格が無い。





ゆっくり、ゆっくり
思い出して、悲しんだ
これが私、そうなんだ
これが現実夢じゃないんだ。
聞こえなくなった声
耳を澄ます余裕もない
私の口からは溜め息だらけ





最低な、最低な
私が生きて良いのですか
誰かを幸せにもできず
迷惑だらけだと思うんだ
もう、いっそ
消えた方が都合いいと思うでしょ

ここから、今、飛び堕ちて
地獄は嫌だな
魂も浮かなくていい
私そのものの原形
潰してくれたら、いいのに





ゆっくり、ゆっくり
目を固く閉ざした
全部、全部
放り投げてしまいたい
気づかない貴方は
またどこかで笑ってさ
誰も私解ってくれないのに

ゆっくり、ゆっくり
悲しんで、腹が立って
こんな、人生だと
笑えるならいいけど
笑えそうもないな
あぁ




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