検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:3,877 hit

雨と飴 ページ21

「久しぶりだね」 言う隙間も無く
あの日の私から 大人に成れないまま
遠く刻んだ記憶でさえも
少しづつ、滲んで消えて
ただ一つだけ側にあるのは
枯れきった花だけ、

もう泣かないよ。





いつか君に捧げた
暖かい幸せな歌を消した。
届かないと解っていたのに
それでも、残して置いた私だ

晴れているのに、
綺麗な夕が見える空から
雨が重く降ってきた。
少し、生暖かいメロディーも。




後もう少しだけ、 轟く心根が
どこか見透かしてたように 聞こえた
水溜りに写ってた
色の無い世界が
私の胸を酷く揺さぶる
痛くて 痛くて

また泣いてしまう。




いつか君に捧げた
時は変わらず色付いているんだ。
「やっぱ変わらないか、」
零れそうな瞳が笑った

消えたらいいのに、
君と綺麗な記憶が
今日もまた私の
足枷になっている




雲の隙間から見える 太陽と
そこから降ってくる雨粒と
濡れた道路を走っている私。

思い出したあの日の情景も
消したいあの日の残像も

陽を浴びて輝いて、輝いている

手を伸ばしても、いくら伸ばしても
君の指先さえ見えない

こんな恋を望んだ罰だろうか。




いつか君に捧げた
暖かい幸せな歌を消した。
届かないと解っていたのに
それでも、残して置いた私だ

オレンジに染まってく
歌も記憶も空も愛も


いつか君に捧げた
この涙も笑みも幸せも
音を立てずこぼれて往く
あぁ、そうかもう終わったんだ

生ぬるい体温と雨が
心地よく思えた。
精一杯に笑って見せた
幸せも記憶も全部、全部 照らせ

STORYEND→←純白



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 作詞 , いもけんぴの剣 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いもけんぴの剣 - にゃりーさん» いやいやwwwそんなことは無いですよwwお互い、これからも頑張りましょう! (2017年7月16日 22時) (レス) id: 5ae75b3820 (このIDを非表示/違反報告)
にゃりー - いもけんぴの剣さん» 一応うちもそのつもりにしてるんですけど・・・やはり技術がないすね。やはりいもけんぴさんは天才かなんかかしら? (2017年7月15日 20時) (携帯から) (レス) id: d038d59068 (このIDを非表示/違反報告)
いもけんぴの剣 - にゃりーさん» 時と場合によりますが…まあそんな感じですかねぇ、( ´∀`) (2017年7月13日 23時) (レス) id: 5ae75b3820 (このIDを非表示/違反報告)
いもけんぴの剣 - 寧々さん» ありがとうございます! ! ! ( ;∀;) (2017年7月13日 23時) (レス) id: 5ae75b3820 (このIDを非表示/違反報告)
にゃりー - いもけんぴの剣さん» つまり基本は直接言わないでたまにどーんと本音ですか???(゜Q。)?? (2017年7月13日 20時) (携帯から) (レス) id: d038d59068 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いもけんぴの剣 | 作成日時:2017年5月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。