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そのあと、私たちは手を繋いで様々な所へ行った。
古くからある本屋さん、最近新しく出来たショッピングモール、美味しいクレープが売っているワゴン、そしてゲーセンも。
ショッピングモールでは沢山服を見たり、二人でお揃いのストラップも買った。
ゲーセンでは沢山あるゲームをやり尽くすかの勢いでプレイしまくった。ひとらんは流石はゲーム実況者。めっちゃ強かった。シューティングゲームなんて新記録を叩き出したぐらいだ。そんなせいか、周りにたくさんの野次が集まった。お陰で一緒にプレイしている私の肩身は狭かった。いやぁ、片方がPSが低くて申し訳ありませんでした。
そうしてひとらんと一緒に街を歩き回り続けてはや数時間。もう空は夕日で真っ赤に染まっている。あぁ、綺麗だなと空を見上げて息を吐いた。
そんな中、とある雑貨屋さんに目が止まる。それと同時に店頭に置いてあったぬいぐるみに目がいく。あ、あれ可愛いな、もっと近くで見たい。そう思って歩き続けていた足を止めれば、ひとらんは不思議そうに私を見た。
「…どうしたの？」
「いや、実はあそこの雑貨屋さんが気になってさ。行ってもいい？」
「うん、いいよ」
ひとらんからも許可を貰い、雑貨屋さんを見ることにした。
店頭に並んでいるぬいぐるみは沢山の種類があった。茶色の熊にピンク色の可愛らしい兎、口を開けたカッコイイライオン。どれも抱き抱えれる程度の大きさで値段もそんなに高くない。
じっと集中してぬいぐるみを見ていた私にひとらんは苦笑いを浮かべつつ、
「そんなに顔を近づけちゃダメでしょ？」
そう言ってそっと私を沢山あるぬいぐるみのコーナーから距離を取らせた。
「うぅん、ごめん。いや、なんか可愛いから欲しくなっちゃって」
「なら買えば？」
「いやぁ、どうしようか迷っているところ！」
欲しいけどなぁ、ここでお金を使ってもいいのかな。
食費とか、生活費とか大丈夫かな。
うじうじ考えながらぬいぐるみ達を見れば、とあるぬいぐるみが目に入った。
白黒のここに置いてあるぬいぐるみの中ではかっこいい顔立ちをした猫。
あ、これひとらんに似てるかも…。白はひとらんのイメージカラー。黒はひとらんのサラサラな髪。顔立ちもクールだし、めっちゃひとらんっぽい
そう考えた私はさっきまでの迷いを捨てて、買うことを決断する。
「ひとらん、私これ買う！」
「…え、それ？」
「うん！ダメ？」
「ううん、俺は別にいいと思うよ」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
ラッキーキャラ
鬱先生(ｱｲﾎｰﾄ版)
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無名 - 初めまして白瀬妖さんの作品は全部好きです。唐突ですが神様はじめましたと、ヤンデレから逃げろの作品のパスワードが知りたいです。無知ゆえどうやればいいか分からずに、ここに書き込みました (2021年11月27日 17時) (
レス) id: 5c7216aa1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白瀬妖と紅巴 x他1人 | 作成日時：2018年11月16日 3時
