ヒナちゃんの腕の中 ページ35
自分の不安を、全部吐き出したらびっくりするほど気持ちが楽になった。
なによりも、ヒナちゃんの言葉が嬉しすぎて、
「…ヒナちゃ…ありがと…っ！」
私はヒナちゃんの腕の中で涙を流し続けた。
私がありがとうって言うたびにヒナちゃんは
ギュウって強く抱きしめてくれて、その優しさで余計に泣けてくる。
もし、私といることで、また大切な人がいなくなっちゃったら…！
お母様みたいに、突然消えてしまったら…！
ヒナちゃんは、そんな私の気持ちが分かってたみたいに、
“何があっても、俺はお前から離れへん”って言ってくれた。
ヒナちゃんの腕の中はすごく暖かくて、私に１人じゃないって伝えてるみたいだった。
村「…落ち着いたか？」
「うん、もう大丈夫。ありがと、ヒナちゃん！」ﾆｺｯ
村「…またなんかあったら言えよ//////」
「うん！！」
村「もう、かわええなぁ、お前は！」ｷﾞｭｳｳｳｳｳ
「ヒナちゃん、苦しいぃ！」
村「だって力いっぱい抱きしめてるし。」
「もお〜。」
ヒナちゃんがいてくれて、良かった。
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わい - はじめまして(*^^*)楽しく読ませてもらいました！キュンキュンが止まりませんでした///また作者さんの作品に出会えることを楽しみにしてます！ (2017年5月10日 18時) (
レス) id: 397f5c791b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ!! - とてもいい!!更新fight!! (2013年12月26日 0時) (レス) id: 8b451c39ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KANON♪ | 作成日時：2013年11月30日 23時
