最悪な朝 ページ33
「ふわぁあ…。」
大きなアクビが出た。
「皆おはよう〜……！？」
何これ…！
「え、なにこれ…！？どうなってるのっ！？」
リビングで皆が倒れている。
…血まみれで。
「何これっ、何これっ！どういうこと…？ねえ、皆どうしたの？章ちゃんっ！」
すぐそばに倒れている章ちゃんに駆け寄る。
「ねえ、章ちゃん！章ちゃん！」
揺さぶっても、反応が無い。
ふと自分の手を見ると、ベットリと血がついてる。
「や…。」
腰が抜けた。
「章ちゃん、死んじゃったの…？…ヒナちゃん、裕くん！」
私は皆のところに駆け寄って名前を呼び続けた。
「丸ちゃん、亮ちゃん！すばる！」
でも、返事は無い。
「…忠義ぃ！！」
やっぱり、返事は無い。
「皆、返事してよ！目、開けてよ！！死んじゃったの！？ねえ、返事してよ！！」
なんで？なんでこんな事に！？
「やだああ！！何で、何で！！！！」
私のせい？私のせいなの？
？「やっと見つけたぜ…。」
「へ…。」
後ろを振り返ると、猟銃を持った男が立っていた。
「あ…、や…！」
怖くて声が出ない。
男「こいつら、うるさくてさ。まぁ、もう２度と話さねえけど？」
まっすぐ銃口が私に向けられる。
男「ほら、喜べよ？こいつらと一緒の、天国に行けるんだからよぉ！？」
「や、や…！」
「やだああああああああ！！！！！！！！！」
大「…A！」
「ふぇ…！？」
そこはベッドの上。
「あれ？忠義、生きてるの…？」
大「何言うてるん。めっちゃうなされてたけど。」
「…。」ﾎﾟﾛｯ
夢だった…。
大「どうしてん！」
「夢、だったぁ。忠義、良かったぁ…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
大「怖い夢見たんやな。よしよし。もう大丈夫やで。」ｷﾞｭｯ
「ふぇぇぇん(泣)みんな、生きてる…？」
ｷﾞｭｳｳｳ
大「おん、生きてる生きてる(笑)」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
忠義は、ずっと泣いてる私を抱きしめて頭をポンポンしてくれた。
ホント、怖かった…。夢でよかった…。
どうか、正夢になりませんように…！
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わい - はじめまして(*^^*)楽しく読ませてもらいました！キュンキュンが止まりませんでした///また作者さんの作品に出会えることを楽しみにしてます！ (2017年5月10日 18時) (
レス) id: 397f5c791b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ!! - とてもいい!!更新fight!! (2013年12月26日 0時) (レス) id: 8b451c39ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KANON♪ | 作成日時：2013年11月30日 23時
