snow drop【降谷零】

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久しぶりに一課のところ来た

最近組織の方が忙しくて来れてなかったからなぁ

……これは相当書類が溜まってるはず


溜息をつきながらデスクへ座る



｢……げ｣



デスクの上には大量の書類

軽く見上げることができる

いやいやいやいや、何がなんでも溜まりすぎでしょ



｢…ん？｣




デスクの上には大量の書類とは別に1枚の付箋



『お疲れ様です、すみれさん。書類のチェックお願いします。p.s:月曜日空いてますか？ショッピング行きましょ♡ 夏輝』



｢ふふっ…まーたショッピング？｣



夏輝とは先輩後輩関係を越えて良き友達だ

私がいない間は夏輝と佐藤ちゃんにまとめてもらってる

目暮警部には事情を話しているしね

一課の人達は私が『如月琴羽』として居ることを理解してくれてるから楽なんだよね




｢…よーし、やりますか｣


書類の山に手をつける



てゆーか私がいない間に事件ありすぎじゃない？



しかもほとんど米花町

殺人タウンだね、怖い怖い

そういえば佐藤ちゃんと夏輝達も米花町で事件にあたる事が多いって言ってたかも…

それに確か降谷さんが働いてるポアロも米花町…

怖すぎでしょ



て、感じでなんとか書類を終わらせた

｢ふぅ……終わったぁぁ｣




時刻は1時過ぎ


来たのが12時前だから……

私頑張った

それにしても降谷さん遅いな……




……そうだ私の公安の方の書類やってくれてるんだ



そしたらまだこっちには来ないかなー




寝てよ

私は重い瞼を静かに閉じた


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