微笑み返しただけなのに。2【鬼滅の刃】

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資料館、歴史ある建築物＿＿＿＿を管理する人に話を聞いて周り、それをノートに書き留める。


正直言って、非常につまらなくて面倒くさい。


…それでも時は過ぎ、公園の時計の針は４時を指そうとしていた。


刻限は七時。あと三時間だが、話を聞くだけでも疲れた。


ネットニュース眺めていると、グルメでパフェの写真が目に入った。

美味しそう。…カフェで紅茶を飲んで、美味しいパフェを食べる。


「…食べにいくか?」

悲鳴を噛み殺し、隣を見た。


竈門くんが私のスマホを覗きこんでいた。


『そりゃぁ…食べたいけども。高いし…鈴素直にお金だいぶ持ってかれてるし…』


三割ほど、資金は鈴素直にあげてしまった。買うものなど無いだろうと思ったせいだ。

あげなければ良かったなコンチキショウ。


「とりあえず、行こう。行ってから考えよう?」

『え…あ、うん…?』


こことかどう?と彼が見せてくれたスマホには近くのカフェの写真が載っていた。


こくこく、と何度か頷くと彼は微笑み、目的地に向かって歩を進めた。


それに着いていく。



何か、懐かしい感じがした。


…二回目?体験したことがあるような＿＿＿



ガン、と何かにぶつかって小さく悲鳴をあげてくずおれた。


額、鼻を強打した。痛い。


「アッハハ!いい気味!!」

「ホントそれな」

「偉そうなやつ」


何、何だ。何が起こっている。


顔を押さえながら見上げた。


脂っぽい笑みを浮かべた女子たちが、私を見下ろしていた。

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