. ページ33
『結局…迷惑かけてばっか。
ごめんなさい。』
目元の涙を袖で拭い、踵を返した。
やっぱり、一人のほうがいい。
善逸くんも言ってたよね…気が合わないなら離れればいい的なこと。
___潮時、か。
私は目を閉じた。
軽快なリズム、明るい音楽が聴こえる。
気持ちと余りにも差がありすぎる事に苦笑いした。
梅「A__」
『他人だった頃に戻らせて』
梅「は?…何を」
『ごめん…少なくとも、皆と居た時間は楽しかった。』
「姉さん!!」
追い付かれないよう。言っていることを聞いて、立ち止まってしまわないように。
私は走った。
どれくらい走ったか。
スマホの電源を入れて、時計を見た。集合時刻は迫っている。
肺にある空気を全て出すくらいで溜め息を吐いた。
音楽といったら、最近ピアノに触れていない。
『…ピアノ、弾きたいな』
無意識に呟かれた私の言葉は、園内に響く音楽に掻き消されていった。
694人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琴音 - めっちゃくっちゃ、キュンキュンしました。ありがとうございました🙇 (2022年2月17日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - しろみぃさん» ねー、しょうがないじゃんそんなの。不可抗力でしょwニヤニヤが止まらないのは。だって想像しちゃうんだもん(笑) (2021年3月20日 21時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
しろみぃ(プロフ) - 澪凪さん» わたしも同じですw言われましたw (2021年3月20日 19時) (レス) id: 02d7799d85 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - しろみぃ*さん» wwwにやけすぎて親に気持ち悪いって言われたこの前((酷い (2021年3月17日 7時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
しろみぃ* - 澪凪さん» 二回目なんですよレスし忘れちゃうの←(学習能力0)素顔の宇髄さん!イケメンですよね!!いやいつももイケメンですけども!!アニメ楽しみだな、にやけが止まらない(((殴 (2021年3月16日 21時) (レス) id: 1d293d9dee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しろみぃ* | 作成日時:2020年11月13日 20時