もう会いたくない。(おまけ) ページ41
その後のお話です。
これが終わったら短編集を書こうと思っております。
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sn『ただいまー。遅くなって・・・!?』
フラフラと部屋の中に入ってきたしんぺい神は、誰もいない医務室を見て目を丸くする。
ピッ
sn『みんな!フォックがいない!医務室に来て!』
半ば叫ぶようにしてインカムに話しかける。
その連絡から五分も経たないうちに幹部全員が集まった。
gr『「good bye」か。もう会う気はないってか。』
ベッドに大きく書かれた文字を見てグルッペンは悲しそうに笑う。
ut『ッ、何で!何で急に居なくなったん!?』
sn『それは後。今フォックは大怪我してる。フォックを探そう。』
いつもふわふわした話し方のしんぺい神がこのようなキツイ話し方をする、ということだけで幹部らは緊張を覚える。
gr『全員城下町に行くんだ！フォックを探せ！』
その言葉を合図に、幹部たちは城下町に駆け出していった。
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rb『フォックー！どこおるん！出てきてやー！』
庶民街。
ロボロは口に手を当て大きな声を響かせている。
そんなロボロを屋根の上から見つめる人物がいた。
Aだ。
ロボロが路地裏に入っていったのを確認すると、気配を消して背後からロボロに近づく。
左手を胸元に回す。
右手でナイフを持ち、首元に当てた。
rb『！？』
突然の出来事に、ロボロはじたばたと暴れる。
そんなロボロを見て、Aは低い声を出した。
「暴れるな。あんまりうるさいと切るぞ。・・・ロボロ。お前らは何故俺を探す？」
rb『ッ、それはっ、フォックが急にいなくなってびっくりしたから・・・』
「・・・そうか。俺はな。お前らを傷つけたくないんだよ。俺がまた暴走したら、お前らはきっと死ぬ。そうなるのが嫌なんだよ。俺はこれ以上大切な人を傷つけたくない。」
rb『・・・』
「俺はあの城に戻る気はないよ。だから、俺に会ったことは誰にも言うな。グルッペンのことだから近くにいると知ったら探しに来るだろ。俺はお前らとの関わりを切りたい。・・・そうだな。インカムの位置特定をしたら検索範囲外だったとでも言ってくれ。」
rb『わかっ、た。』
「ありがとう。じゃあな。」
首に回されていた手が離される。
ロボロは我々城に向かって走り出した。
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日高ナツメ(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます！！お褒めの言葉をいただきとても嬉しいです。続編・・・が、頑張ります。 (2019年12月14日 16時) (
レス) id: 661788b92d (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 完結おめでとうございます とっても面白かったです 続編楽しみにしています 頑張って下さい（・ｗ・） (2019年12月14日 13時) (レス) id: 3a1e97a875 (このIDを非表示/違反報告)
日高ナツメ(プロフ) - 鈴114514号さん» ありがとうございます！了解しました。今書いていますので少々お待ちください！ (2019年11月30日 23時) (レス) id: e00371fa87 (このIDを非表示/違反報告)
鈴114514号 - 楽しく読ませてもらいました！ありがとうございます。 私は4、この後のお話などがやっぱり見たいです！ ナツメさんの都合でよろしいです。てかナツメさんが決めて下さい(( 応援しています！！！(爆音) (2019年11月30日 22時) (レス) id: 582bb38728 (このIDを非表示/違反報告)
日高ナツメ(プロフ) - きららさん» コメントありがとうございます。了解です！ (2019年11月27日 21時) (レス) id: a414d96f78 (このIDを非表示/違反報告)
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