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「ブラックさんが守ってくれるんじゃ…」
シャチさんが慌ててそう聞くが、ブラックさんは相変わらず、気持ちを読み取れない笑顔をしている。
「オレちゃんが守ってあげるなんて、一言も言ってないですよ」
…否、人を騙すのが好きな彼なら、今は楽しさで満ちているだろう。
「こんなの詐欺だ！」
パンダさんの顔にカーッと血が上る。
「契約書にもちゃんと記載してあります」
「やっぱり読んでおくべきだった…」
ペンギンさんは諦めたようで、はぁ…と大きなため息をついた。
「なんでオレなんだよブラック！！」
さとしくんがむっとしながら言う。
「その方が鬼ヤバな動画が撮れそうじゃないですか」
が、ブラックさんに聞くだけ無駄だったようだ。
「Aさんもそう思うでしょ？」
「え、あぁ…はい、ソウデスネ」
急に話を振られた焦りと、彼から感じとれる圧に負け、私はこう答えるしか無かった。テイコウペンギンチーム2人の視線が怖い。
「じ〜」
カメラちゃんが楽しそうに飛び回っている。
ふと一つ思ったことがある。これは6チャンネルのバトルだったはず。さっきの3チャンネルはオフィスに居るとして、あと1チャンネルの人達は何処にいるのだろう。
「さて…もうすぐあの方々が来てもいい頃ですね」
そう言って空を見上げるブラックさんを見て、誰が来たのかはすぐに分かった。
「だ、誰？」
さとしくんはどうやら分かっていないようで、不安そうな顔をしている。
「あ！空からなにか降ってきます！」
「ぎゃはははは！ペンギンと悪魔合計82万！丸ごといただきです！！」
空を見上げて目に映ったのは、宙に浮いているオレンジ髪の女の子と、言い方は少し失礼になるが個性の弱い男の人。
「もっと安全な移動方法ないのかよ！おわぁあああ！」
風の抵抗によって2人が揺れている。見ていて危なっかしい。というか、どうやって飛んでるの…！？
「おいっしょ」
「でぃひっ！死ぬかと思った…」
女の子は軽々と着地したが、男の人はとんでもない速さで落下してきた。それなのに、怪我ひとつしていない。
「見つけましたよ！あのおバカ3チャンネルは誤魔化せても、私は誤魔化せません！」
そう言って私達に指を指す彼女の姿に、一同が動揺する。
「円満解決…」
「閻魔ちゃん！」
「と、金魚のフン！」
「誰がフンだ！！」
金魚のフン？よく分からないが、パンダさんにそう言われた本人が否定しているので私は敢えて聞くことはやめた。兎に角、彼女らが残りの1チャンネルである事は分かった。
n番煎じの謝罪()→←お知らせと夢主ちゃん(※イラスト注意)
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まるぴく - お…推しが尊い…Σ（￣□￣）！ありがとうございますぅぅ(･∀･) (11月29日 22時) (
レス) id: 833f72c9e6 (このIDを非表示/違反報告)
黒☆闇ＡＵしか勝たん☆(別垢バージョン)(プロフ) - 初コメ失礼します！この話神すぎて好きです(？) (6月8日 15時) (レス) @page20 id: 5c5a18c56d (このIDを非表示/違反報告)
鰤塩度＠MOD開発中(プロフ) - コメント失礼いたします。好こです。この小説を読んだ瞬間ズキュゥゥゥンと心臓を貫かれました♡体調にお気をつけください。しらはさんのイラストめっちゃ好きです！ (2022年10月5日 17時) (レス) @page49 id: 06723de847 (このIDを非表示/違反報告)
しらは.あすづ(プロフ) - しゅりさん» 返事返信遅れてすみません！楽しんで貰えて嬉しい限りです！！続編も作りましたので、よろしくお願いします！ (2021年5月29日 15時) (レス) id: a9314eaf80 (このIDを非表示/違反報告)
しらは.あすづ(プロフ) - ゆーーーりさん» うわああ！！返信遅れてすみません！ありがとうございます！！続編も作りましたので、よろしくお願いします！ (2021年5月29日 15時) (レス) id: a9314eaf80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらは | 作成日時：2020年10月4日 13時
