構いたくなる変な奴

リクエスト！王様ゲーム！！前編 ページ46

陵香さんからのリクエストです！！
ポートマフィア組です！


＿＿＿＿１７歳時。

「A！私この王様ゲームっていうのがしてみたいわ！！」

‥‥なんて、いつものエリス嬢発案の王様ゲーム。
『あっ‥‥』

引いてしまった、王様の印のついた割り箸。



チラリと姉さんに助けを求める。

「何でもいいのじゃ。番号で好きなことをやらせたら良い」


『‥‥‥じゃぁ‥さ、３番は３０分空気椅子。』
「結構きついね！？？」

太宰君が当たったらしい。

頑張ってたが、まぁきっと明日明後日は筋肉痛で仕事をサボるんだろうなと思った。



「じゃあ今度は‥‥」

「私だね。２番は３番と和服で写真撮影をしてもらおう」
『あっ』「げっ」

お互いが声を上げ、お互いの顔を確認。


「流石Aちゃんと中也君！似合うねぇ‥」
連写が怖い。

『何で君慣れてるんだい』

「これでも姐さんの部下だからな。」

なるほど、着せ替え人形は慣れてると。



かわいそ。
「余計なお世話だ」口に出ていたらしく拳骨が降ってきた。





＿＿＿＿＿＿現代。でも鏡花ちゃん出してなかったので侵入させます。


「A‥私、」
『ん？どうした？鏡花ちゃん』

最近は何だか良く話しかけてくれる鏡花ちゃん。
「王様ゲーム‥してみたい。」


という事なので。
中也 、遊撃隊の二人、黒蜥蜴を収集してやった。

「手前も飽きねぇなァ、」

『いやいや、興味があるらしいからね？一寸付き合ってよ』


「それで、緊急会議というのは‥」
『うん、これから王様ゲームをしていきます。はい、一本取って。』



「「はい！！？？？？」」

『一本取って？』
「は、はい‥‥」

全員が取った処で私はニヤリと残った棒を掲げた。
『私、王様！』

「‥‥それは如何いう‥？」
ルールの判ってない芥川君が首を傾げているが、樋口ちゃんから説明を受けていた。


『８番は‥‥あ、右隣の人と恋人繋ぎで。』
「ひゃぁぁぁ‥！！？」
「五月蝿いぞ樋口！！」


樋口ちゃんがいきなり奇声を上げたと思えば、その右隣は芥川君。


ああ‥‥良かったね。
芥川君以外の皆が察した。

「次は私‥ですね」樋口ちゃんが芥川君と繋いだ反対の手を挙げる。
「６番は一発芸をしてください」

一瞬、時間が止まった。

「‥じゃあ‥早打ちを‥‥」
私は花びらを中也に持たせ、浮かせたところで撃ってもらった。



「何でポケットから花びらが出てくんだよ」

『四次元ポケットだからさ。』
↑道で綺麗だったから拾った人。

リクエスト！王様ゲーム！！後編→←リクエスト！王様ゲーム！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す