早くも後悔。 ページ11
見逃してくれんのか?という少し以外そうに私を見た幹部。
『‥‥‥まぁ、初回サァビスって奴で。』
私は何処か気恥ずかしくて書類で顔を隠す。
「‥‥じゃァ、俺は今日も手前に飯を作ってやるよ。せめてもの罪滅しだ。」
ニカッと笑った幹部は、何時まで経っても私が書類から出てこない事が気に障ったのか立ち上がって向かってくる。
ガシっと私から書類を取り上げた幹部。
「あっ‥!?手前‥‥赤‥‥」
私の顔を見た幹部の顔もつられて赤く染まる。
そんなのを見せられる私も赤くなり、負のループが完成した。
「‥‥本当に‥悪ィ‥、」
流石に反省してもらえた様で。
‥‥良かったと思いたい。
『‥‥ていうか、なんです?行く先々で今みたいな事してんですか』
「バッ‥!人聞きの悪ィ事言ってんじゃねェよ!!」
『だって本当でしょう』
「‥‥〜ッ、俺だってな!!好みの奴にしか‥‥しねェよ」
段々と幹部の声が小さくなっていく。
『‥‥私が好み?趣味悪過ぎじゃないですか?』
「は‥!?」
『いや此方の台詞ですねその「は?」は。この見掛け倒しの何処に人様に誇れる美点が有るとお思いで?一欠けもないですよ、もう吃驚するぐらい。』
「い、否‥俺は手前の饒舌ぶりに驚いてんだが‥‥」
『あ。‥‥まあ、ハイ。こんな女なんで。辞めたほうが良いです‥よ?』
「‥‥手前ネガティブ側なんだな‥」
『‥ええ、まあ。
‥‥‥‥‥引きました?』
私は立ち尽くす幹部を顎を引いたまま見上げる。
「‥‥ッ、引くわけねェだろ。手前が一番可愛い‥。」
『うっわぁチャラい。』
「手ン前!!人に言わせといてなァ!!!」
そして今日はワインの晩酌に迄付き合わされる事になると‥‥この時の私は知らない。
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たくさんの評価!お気に入り登録!!ありがとうございます!!
たぶんこの前回からの二話のノリで話を進めていくので、最初より面白くない、といった方には申し訳ありませんがお引き取りを願います‥。
それから大した勉強をする訳でも切羽詰まった状態でもないので、受験生とは言え。
you tubeに浮気しているだけですので、
続き遅くね?早くしねぇとお気に入り登録外しちゃうぞ?
という方は是非「まだっすかぁ〜?」程度のコメントをしていただくときっと二日以内に更新されます。
それよりも褒めていただけると爆上がりいたしますのでぜひ褒めて。(←褒められたい人。)
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暁月臨(プロフ) - はわわわわわわわわわわわわ、、、、、!!好き過ぎます、、、!l更新頑張ってください!!! (7月15日 3時) (レス) @page26 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)
落蕾 - 駄作上手さん» 謝らないでください!図々しくてごめんなさい!他の投稿も頑張って下さい! (6月11日 20時) (レス) @page26 id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
駄作上手(プロフ) - 落蕾さん» 返信遅れてすみません。申し訳ありませんが、今は他に書きかけも書きたいものもあるのですぐに出す予定はありません…ごめんなさい (6月11日 8時) (レス) id: eb19c5f4a9 (このIDを非表示/違反報告)
落蕾 - めっちゃコメントしてごめんなさい。続編出しませんか?めちゃくちゃ読みたいです (6月5日 23時) (レス) @page26 id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
落蕾 - メルヘンワード、ツボに入った (6月5日 23時) (レス) @page21 id: 32354343cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:駄作上手 | 作成日時:2023年1月22日 17時