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屋敷は静まり返っていて、歩く音だけが聞こえてくる。そんな中曲がり角を曲がると1つの声が頭の中に入ってきた。




まふまふには聞こえない声だ。





その声には恐怖と信頼と不安と。色んな感情が混ざりあっていて、すぐに女の声だと分かる。






『もうすぐだよ』とまふまふに声をかける。





なにか考え事をしていたのか声をかけるとびっくりした素振りを見せた。





一つの扉の前に立ち最後に確認する。






『なるべく早く。丁寧に。OK?』






「了解。」





『行くよ。』








扉を開け、素早く女の口と目を塞いだ。












「任務完了」






小声で呟くまふまふは、酷く寂しそうだった。

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作者名:sio | 作成日時:2021年11月10日 18時

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