（usss）坂田組の非日常(skt) (ページ35)

今日:28 hit、昨日:0 hit、合計:9,330 hit

> ページ35

>

nrs side

｢うーんどうやって入る？｣

呑気に話しかけてくるまふまふ。

正面突破しちゃう？なんて言ってくるまふまふはまるでガキ。犬。うるさい。

『正面突破なんかして2人で大人数相手すんの面倒だろ』

ま｢ひまじゃん｣

『もう少しで組の人間ほとんどが外に出る。組長がどこかへ出かけるらしい。…その時が狙い目。』

ま｢んーー。暇だ｣

待つこと数十分。組の外に人がぞろぞろ出てきたため頃合か、と中に入る。

意外とあっさり室内に入ることが出来た。

広い屋敷の中を2人で進む。

『まふ、止まれ。』

俺の言葉にまふまふは立ち止まる

｢あら？バレちゃいました？｣

ニコニコ絵に書いたような笑顔で出てくる男。

＿＿＿＿センラ

せ｢おや。2人ですか。意外と少ないもんやねぇ…。

あらあら、誰かと思えば…"悪魔の子"やないですか。これはこれは。｣

まるで何かの挑発かのように話すセンラ。その言葉に瞳が揺らいだのはまふまふだけ。

せ｢あ、ごめんなぁ？今は名前、あるんやっけ…確か…まふまふ？とか言うてたかな？

っはは！まふまふとかいう可愛い名前やからどんな可愛い子かと想像してましたけどまさか…

こんな長身の男やとはなぁ…？｣