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な「そんな事が、」
『ごめん。伝えることも出来たんだけど伝えたら絶対俺も行くって言うと思って。』
な「そんなの当たり前っ…」
『でも、なるせにはこの組を守って欲しかった。俺が帰ってくるまでそらるを支えてあげて欲しかった。』
な「主が居なくなってからうちの組はめちゃくちゃだったんだよ、そらるが赤子を拾ってきたり天月が女の子を監、禁したりまふまふがそらる以外を敵視するようになったり、今だって、すごく大変なんだ」
『そうか。全部聞くよ。』
な「それで、その…さ、」
『どうした?』
な「あ、主に名前呼ばれるのっ、慣れて無さすぎて、照れる…」
語尾がどんどん小さくなっていくnqrse
はっきりいってめちゃくちゃ可愛い
『なるせ、何回でも呼ぶよ、なるせ。なるせ。会いたかった。』
な「うっ、」
『ははっ、面白いな』
な「だって!耐性が、ない、」
『ほんと、まふまふと変わんないよ?』
な「それはない!!」
『え〜?そうかなぁ?俺の事大好きなところとか俺が居ると俺にベッタリな所とか主!って駆け寄ってくるところとk「あーー!!!うるさい!!」…えぇ』
な「も、いいの。」
『それで?今が大変ってどういうこと?』
な「そ、それが」
「なるせ。時間だよ。」
俺となるせの時間を強制終了させる声。
その声の主は俺を見て目を見開く
「luz…お兄様…?」
『久しぶりだね。まふまふ』
………
luz (るす)
30歳
そらるの兄
生まれつき声が出せない
なるせの名付け親でありなるせを拾った
しばらくアメリカにいた
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作者名:sio | 作成日時:2021年11月10日 18時