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「んー?なに?」






『…えっと、…あは…うーんとね、』






「なんやねん‪w 」






『んー、んーー、やっぱいいや!忘れて!うん!大丈夫!』






少し悩んだあと笑顔で言う彼女。ダウト






「いや。忘れん。なに?わがまま聞かせて?」






『んー、いいの!気にしないことにしたから!』








「何が」








『いいんだってば!』







いつまでも言おうとしない彼女に少し苛立つ







「…隠し事するんや」







ここで怒ってしまっては話が拗れるだけ。






少し拗ねたように言うと直ぐに彼女は引っかかる







『え、いや、違くて、そうじゃなくて…』







「だって言ってくれへんのやろ…」







さらに声のトーンを落とせば直ぐに。







『え、っと、あは…あの、うぅ…』







手強いな






「そんなに言えへんことなん?」






黙ってしまった彼女。無理やりこちらを向かせるためにほっぺを掴む。







『…いひゃい』







「ふはっ‪w可愛い顔して」







『うるしゃいはなひて』






「言ってくれへんならこのまま」







『なんれ〜』






むにむにと手を動かす。






『んふふっ』






こんな状況でも少し幸せそうな顔をしてるんだから彼女はやっぱりMだよな。なんて呑気に考える。








「どんなわがままでも聞きますよお嬢さん?」








そのままいわゆる顎クイをして言う









『………』







まだ言わないのか







「もー、そんなに信用ないんかぁ?まだ怒ってんの?」






『……と……した、』







あ。






「んー?なんて?」







『…しっ…と、…したの』






あ、可愛いタイプのやつだ







「んー?聞こえへん」






『っ…嫉妬したのっ…!』






「っははは‪w‪‪w‪w何に?何に嫉妬しちゃったん」







『うぅ、言いたくない…』








顔を赤くしながらやってしまった…と頭を抱えてる彼女を再度抱きしめ直す








『昨日、のエペ…見てた、全部、楽しい楽しいって言ってるくろちゃん、可愛くて…その、なんというか、志麻くんも、可愛いって今思ったなって、なんか、分かっちゃって…そしたらなんか、モヤって…その、、モヤモヤって、心が、』







「…うん」







『今日も、途中でくろちゃん、きてさ…?そこまでめちゃくちゃ楽しかったのに、また、心がモヤモヤって、キューーって、して、なんか、…やだった』

>→←嫉妬(sm)



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作者名:sio | 作成日時:2021年8月31日 0時

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