(usss)短編集なるもの(utit)

相棒の恋人(ur.sk) ページ14

>うらたさん視点、坂田さんの彼女さんが出てきます(ややこしい)






「俺今気になっとる子おってさ…」



相棒からの突然の発言



その場にいた誰もが振り向く




当たり前。ここは楽屋。




「「ええええ？！？！」」



メンバーのふたりが声を出す



sn「どんな子なん？！」





聞き出す黄色と




sm「ええやん」






優しそうに笑う紫







俺は








素直に喜べなかった。





sk「いやぁ、その…あは…‪w 恥ずかし〜！」



気になってる人のことを話す彼の姿は



初めて見るような優しい顔で




楽しそうだった





『いいじゃん！絶対捕まえろよ！』




なんて思ってもないこと口に出して



いつもみたいに頭をぐしゃぐしゃにして



自分の気持ちに気付かないふりをした。




相棒の恋はめでたく実り、



日々惚気を聞かされる




「聞いてやうらさん〜、今日もAがな？…」


A 俺も何回か顔を合わせている子。


素直で 可愛くて 綺麗な 優しい子


坂田が惹かれるのも無理はない。


むしろ坂田の好みの子。



「Aが」
「Aはさ〜」
「ほんま可愛くて」
「Aを」


AAA



坂田の口から Aという言葉が出てこない日は無くなった。

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