8 ページ28
Ａside
翔ちゃんに優しく聞かれるとなぜか涙が零れた。一つ零れると次々に目から零れ落ちる。
Ａ「...あれ？...ｯ...なんで...ｯ...だろ？...ｯ」
慌てて目をこするけど、とめどなく溢れていく涙。
Ｓ「雅紀、こんな時まで頑張らなくていいんだよ？泣きたいときは泣かなくちゃ！ね？」
翔ちゃんは俺を胸の中に収めてくれた。
Ａ「...ふｯ.....くｯ...ｯ」
Ｓ「そんなになるまで何を我慢してるの？俺らだったらいつでも甘えていいのに」
翔ちゃんはそう言いながら俺の背中をさすってくれた。
Ａ「.....ｯおれ、.....何をｯ...やってるのかｯ.....わかんなくなってｯ..でもｯ...途中では.....やめたらだめでｯ..
...俺がｯ.....仕事やめたらｯ...和にｯ...めいわくｯ.....」
泣きすぎて何を喋ってるか俺自身もわからないのに翔ちゃんは、うん、そっか、と否定も肯定もせずに聞いてくれた。
Ｎ「...まーくん...」
和の声がして、はっとした。俺は弟の前で何をしているのだろうと思った。
こんな情けない兄貴をみたら軽蔑するかな。なんて思ってたら和が口をひらいた。
Ｎ「そんなふうに思うなら仕事やめていいんじゃない？...俺に迷惑とか、そんなの全然ない...」
潤んだ目で俺にそう言ってくれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 332人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗紅羅(プロフ) - みんさん» これからだんだんと明かしていきたいと思います(o´艸`) (2017年2月18日 18時) (
レス) id: e05cce8834 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 翔くんの過去が少し明らかになってきましたね！これからも楽しみです！！ (2017年2月13日 20時) (レス) id: af08c4c185 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 翔くんのお父さんがカフェにやってきて一悶着とか…。さすがに翔くん可愛そうですかね…? (2017年1月9日 15時) (レス) id: af08c4c185 (このIDを非表示/違反報告)
紗紅羅(プロフ) - みんさん» ただいま制作中ですのでもう少ししたら公開します( ´艸｀) (2017年1月9日 12時) (レス) id: e05cce8834 (このIDを非表示/違反報告)
紗紅羅(プロフ) - Emmaさん» ありがとうございます！更新スピードがまちまちですがなるべく多く更新できるように頑張ります！これからも応援よろしくお願いします！ (2017年1月9日 12時) (レス) id: e05cce8834 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紗紅羅 | 作成日時：2016年9月21日 0時
