3話 ページ3
FBI本部に到着すると、赤井はスタスタとジェイムズのいる部屋まで進んでいく。
赤井が部屋のドアを開けるとすぐに、ルカはジェイムズを見つけ、赤井の腕の中から大きな声でジェイムズを呼ぶ。
「
「…
ジェイムズは突然のルカの登場に驚きを隠せない。
ジェイムズは赤井の元へやってきて、問う。
「どういうことだね。何故赤井くんがルカを？」
ジェイムズは赤井からルカを受け取り、抱き上げる。
赤井の代わりにルカが答えた。
「あのね、私、迷子だったの。でもね、シュウがね、おじいちゃんのこと知ってるって言うからね、連れてきてもらったの！」
「………」
赤井はルカがスラスラと日本語を話す姿を見て、驚いた。来る途中、ルカはハーフだと言っていたが、見たところまだ5歳くらいの少女だ。
ルカは、いつもは日本語も英語を話すが、焦った時などではついぱっと出た言語で話してしまう。
今回は日本語だった。
「ルカ、無事で良かった」
「うん！」
「
「
赤井が会話に入り、ジェイムズが連絡することになった。
「
ジェイムズはルカをもう一度赤井の腕の中へ戻し、部屋から出て行った。
「
「
赤井はジェイムズが戻ってくるまでルカと話していた。
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作者名：siorin4946 | 作成日時：2018年4月1日 22時
