【最俺】こんな館でこんな目に遭うなんて思ってもいなかったんだ。

訳わからん謎 ページ9

キ「うぉぉ…、なんだここ」

貴「…あー…」


梯子を下りてきて部屋を見渡すと、そこは子供部屋みたいにカラフルでおもちゃが散らばっていた。

壁には、クレヨンのようなもので数字がたくさん書いてある。


こ「子供部屋みたいだね」

ヒ「何だろ、これ」

フ「階段…？パイナップル…？んー？」

キ「……」

貴「…わっかんないやー」


皆、一番最初に壁の落書きのようなものについて考えていた。

一枚の壁には三角形状に数字が並んでて、一枚には階段やパイナップル、まつぼっくりが、隣の一枚には花や草の絵。
最後の一枚には『12+21』と書かれている。

壁以外に気になるものと言えば、本棚に置いてある金庫かな。

私は金庫のほうに近寄って、それを見てみる。

それはパスワードを入れて開ける形式の物で、6桁まで入力できるようだ。

つまり、壁の謎を解いて出した答えを金庫に入力すると。そういうことかな？


フ「こんなんわからないよー」

ヒ「うーん…。数字ってことは数学か何かかな？」

こ「うーわ。キヨに任せた」

貴「そうだね。ここはキヨに任せよう」

キ「お前らww いいさ！この北の名探偵キヨが謎を解いてやろう！」


そう言って一枚一枚の壁を考えながら見ていくキヨ。

全く…、こんなのわかるわけないだろが。なんだよパイナップルって。階段って。まつぼっくりって。これヒントなのかよ。

花とか草もわっかんねぇよ。あと三角形状に並んでる数字はもう意味不明。何なのかもわからないもん。

…でも、どこかで見たような並び…？うーん、だとしてもわからん。


フ「12+21…。33…。それでいいじゃん」

ヒ「ホントにそう思うの？じゃあ入れてみたら？」

貴「ここに金庫あるからさ」

フ「…33、と…」


フジがボタンを押して33と入力し、エンターキーを押す。

すると、


『……』


金庫は無反応。どうやら違ったようだ。

…どうやらとか言うけど、わかってたよね皆。


フ「えー、だめかー」

ヒ「だめに決まってるでしょ」

貴「そんな簡単に行ったらキヨに頼んでないよ」


そんな茶番(フジは本気)をしてる間も、キヨは真剣にこの謎を解こうとしてるようだった。

何やら指をクルクル回したり数を数えたり足踏みする動作が見られるけど、何してんだろ。

はたから見たら頭おかしいひt＿、んんっ。

キヨの推理力→←寝室の下の部屋

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

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あずきいろ

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8

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西 - この方角に福があるはずです

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