勝ちたい ページ13
ヒラside
貴「キヨっ、下ろしてよー…！」
キ「わーったよw下ろす下ろすw」
どうしてそんなに、見せ付けるようにイチャイチャするの？
キヨがAの腰を触っているのも、さっきの推理も、それに感動してたAも、
見ていると胸が痛かったんだ。
キヨは運動神経いいし、背も高いし、イケボだし、頭良いし…。
彼の良いところを挙げていくと止まらないんじゃないかってくらいだ。
対して俺なんて、病弱だし、背低いし、オタクだし、声キモいし、バカだし。
だからいつまで経っても、どこで競っても、キヨには勝てない。
キ「まぁまぁwwほら、次行こー！」
貴「ちょっ、ちょっと…」
キヨがAの手を取って、歩き出す。
お姫様抱っこしたり、腰らへん抱き上げたり、手握ったり…。
キヨは、Aが好きなの？
俺は気付いたんだ。
俺は、Aが好きだ。
だけど…。
貴「もう…、ほんっと意地悪」
キ「それが俺だろー？w」
貴「そうだけどさっ…」
Aは、どうなんだろう。
…考えなくとも。分かってる。
Aはキヨが好きだ。
俺はキヨに勝てない。
お姫様抱っこされた時も、嫌がる様子は見られなかった。
今のだって、握ってることに抵抗はしなかった。
またキヨに負ける。
でも俺は確かに、良いところを見せられていないから。
キヨは勿論だけど、フジはさっき率先して怪物と戦おうとした。
こーすけは、些細なことだけど、トラップの可能性を分かってて一番に子供部屋に入ろうとした。
Aは、怪物をあれだけ恐れていたのに迷わずナイフを怪物の腹に刺した。
俺は＿？
Aより活躍してない、俺はどうなるんだ？
強がってるけど、本当は怪物を恐れているってのが、行動に現れてる。
それを見たAは、俺のことどう思ってるんだろう。
俺は独占欲強いから、彼女ができてもあっちから「気持ち悪い」と去られてしまう。
そんな俺が、幼馴染みであるAを好きになってしまった。
どうしよう。
Aがキヨと付き合ったら、俺は、どうなるんだ？
Aを傷付けることだけは絶対したくない。
けど…。
貴「もーっ、キヨのばーか」
キ「ええ！？wなんでよーw」
貴「馬鹿は馬鹿だよばーか」
…俺なんて眼中に無いのかな。
今までの会話を聞いてたら、Aはキヨが好きだって、馬鹿な俺にでもわかるさ。
やっぱりキヨに勝てる日は、来ないみたいだ。
それなら戦おうなんて、思わないさ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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ゆうさ.(プロフ) - スピカさん» わあああすごい具体的な感想ありがとうございます！！ 今後の参考にもなります……！ ストーリーは大体思いつきなので、濃いとか言われるとめっちゃ嬉しいです！！ コメントありがとうございました。頑張ります！！ (2015年8月7日 18時) (
レス) id: ef5ff43dfd (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - こんにちわ！！最近、ヒラさんにハマっててこの小説を見つけました！！話のつなぎ方とか、ストーリーが面白くて、引き込まれました！！他の作品も読ませてもらってます！！ゆうしんの話はどれもストーリーが濃くて好きです。これからも頑張ってください！！ (2015年8月7日 16時) (レス) id: 04e82d179c (このIDを非表示/違反報告)
漓霧☆@元々Rei★です！名前変えますた(プロフ) - ゆうさ.さん» あたりまえ！！(ｷﾗｯ (2014年12月3日 0時) (レス) id: cbb27661a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうさ.(プロフ) - 漓霧☆@元々Rei★です！名前変えますたさん» 天才じゃねぇよwwてかコメントめっちゃしてる… (2014年12月2日 0時) (レス) id: ef5ff43dfd (このIDを非表示/違反報告)
漓霧☆@元々Rei★です！名前変えますた(プロフ) - すごいなぁーさすが天才 (2014年12月1日 22時) (レス) id: cbb27661a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうさ.(妃椏) | 作成日時：2014年11月1日 16時
