【HQ!!】可愛い可愛い猫娘。

こねこが２２匹。 ページ28

黒尾side


研磨「…うん。」


詩音「じゃあ、またね。」



そう言った後、烏野のおチビちゃんに手を振りながら此方に歩いてくる研磨と詩音ちゃん。

二人にも友達と呼べる存在が居たんだなぁ…！！まぁ詩音ちゃんの幼馴染ですけどネ。



詩音「…研磨くん、黒尾さんったらまた変な顔してるよ。」

研磨「きもいね、変態だね。」


黒尾「黒尾さんはキモくないですぅ！！！お前らのことを心配する心優しい研磨クンの幼馴染ですぅ！！！」

詩音「親ですか？」



ったく、なんてことを言うんだこいつらは！！いつからこんなに可愛げのない奴らに…！！あ、詩音ちゃんは可愛いか。んで研磨も可愛い。うん。

そんなことを考えていたらまたニヨニヨしていたようで、研磨と詩音ちゃんに引かれた。ヤメテ！！そんな目で黒尾さんを見ないでっ！！



詩音「……。」

研磨「詩音見ちゃ駄目だよ。」



……やっぱこいつら可愛くねぇわ。

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あの後、烏野の奴らとも別れて新幹線に乗った。

今はその新幹線の中。そんで何してるかって？…それはな…



黒尾「おいお前らいいな？無音カメラだぞ…！！」

夜久「当たり前だろ…！！」


詩音「……ん…。」

研磨「………。」



こいつらの…寝顔を写真に収めている…！！

エッ待って普通に可愛い！！可愛くね俺の幼馴染たち！？！！？
※内一人は別の人の幼馴染です。



山本「ととと、盗撮だなんていいんすか…！！」



俺達を見習って、山本が小声で話しかけてくる。

お前そんなこと言ってるけどクソ鼻息荒いぞ？？？

軽く20枚ほど撮った後、他のお客さんの迷惑になるため大人しくしていた。

いやーやっぱ黒尾さん他のお客さんのこと考えられる紳士ですからネ。うん。



詩音「…ゔ…しょうよ、…犬…」

研磨「しょ…よ…それ、食べ物じゃな…それ…ゲー…ム」



……取り敢えず、こいつらの中でのおチビちゃんは相当馬鹿だと言うことが分かった。

なんで食べ物とゲーム間違えてんだ。"翔陽…犬…"ってなんだよ。おチビちゃんはペットなのかな？？



詩音「……黒尾さ…」

研磨「クロ…」


黒尾「！！」



うぅん、と唸っていた詩音ちゃんと研磨の口から俺の名前が出る。

もしかして：良い事言われる。

わくわくしながら次の言葉を待っていると、詩音ちゃんと研磨が口を開いた。



詩音「…あほんだら…」

研磨「……きも…」



……………そんなわけねぇんだよなぁ！！！！！！！！！

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