Summit 15 最後の頼み ページ30
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｢ルフィ、まだ戦える！？｣
ルフィ｢...あぁ、もちろんだ！！...はぁ、はぁ｣
ルフィはそう答え、我武者羅に私よりも先に処刑台へと突っ走っていくが、段々と疲労の色が濃くなっているように思う。
...先程青キジの攻撃も受けたばかりだし。
だが敵はそんなことお構い無しにどんどん攻撃を仕掛けてくる。
黄猿｢度胸だけじゃねぇ〜...麦わらのルフィ...力がねぇのなら...救えねぇもんは頑張ったって救えねぇよぉ...｣
...また黄猿がルフィを！！
しかし、今度は気づくのが遅く、私は黄猿の攻撃からルフィを守ることができなかった。
｢ルフィ〜〜〜〜〜っ！！！！！｣
ドォン...と、凄まじい勢いで蹴飛ばされるルフィ。
今までのダメージの蓄積もあり、ルフィはそこから自力で立ち上がることすら出来なくなってしまった。
急いでルフィの元へ駆け寄る。
｢ルフィ！！大丈夫！？｣
イワンコフ｢麦わらボーイ！！｣
この人は確か革命軍の...どういう経緯でかはわからないが、ルフィの味方についてくれていた人。
イワンコフ｢インペルダウンから戦い通し......！！猛毒によって死の淵までも行った。ヴァナタの身体はもう限界をとうに超えているわ！！もう十分頑張った！！｣
｢ルフィ、後は私に任せて。私が絶対エースを助けるから。｣
ルフィ｢やだ！！！！！｣
｢！？ルフィ！？｣
ルフィ｢イワちゃん...！！最後の頼み...！！聞いてくれ...！！テンション・ホルモンもう1発やってくれ...！！｣
イワンコフ｢テンション・ホルモンもう1発！？無っ茶ブル！！もうダメよ！！これ以上身体を騙したら...ヴァナタ後で本当に命を落とすわよ！！｣
ルフィ｢やるだけやって...死ぬならいい...！！戦わせてくれ...！！イワちゃん。｣
ルフィはイワちゃんと呼ぶ、その人の肩をガシッと力強く掴んだ。
ルフィ｢...俺は、10年前のグレイ・ターミナルの火事の時も、何も出来なかった。Aはエースを助けに行ったけど、俺はただ家で泣いてるだけだった。...あの時、何も出来ない自分が、役に立たない自分がすげぇ嫌だった。だから今回は俺も一緒にエースを助けてぇんだ。だからイワちゃん...今...戦う力をおれにくれ！！！｣
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紫 音(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます(T_T)次が最後になりますので、良ければ最後までご覧下さい！！ (2020年7月8日 20時) (
レス) id: 53e5115030 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！！ (2020年7月5日 15時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫 音 | 作成日時：2020年7月4日 0時
