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阿部君に言われてさっくんに連絡をすることにした
いざ電話をしようとすると緊張してなかなかかけられない
「もしかしたら仕事中かもしれないし いきなり出ないよね」
よしかけるか
プルルッ
佐「もしもし？Aちゃん」
「はっ早っ びっくりした〜」
佐「もういつでも出られるようにスマホ握りしめてた」
「そうなんだ 久しぶりだね 元気だった？」
佐「う〜ん あんまり元気ないかも」
「どうしたの？体の具合でも悪いの？」
佐「違うよ Aちゃん不足で死にそう」
「なんだ〜 もうびっくりさせないで」
佐「俺にとっては深刻な問題なの 俺あんなことしちゃったし
嫌われちゃったと思って 連絡できなくなって」
「嫌いになんてならないよ」
佐「ホントに？」
「ホント」
佐「嫌いじゃないってことは 好きってこと？」
「う〜んそれはどうかな〜」
佐「電話じゃ埒が明かないから今から行っていい？」
「え！？今から」
佐「うんすぐ行くから待ってて」
ブチッ
「切れた・・・来るの今から」
ドキドキしてきた
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作者名：紫苑 | 作成日時：2021年11月9日 16時
