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私side
今日も今日とて忙しい
私は保育園に勤めている
なぜあの日はスーツ姿だった それは系列の保育園の主任が集まる
会議に出なくてはいけなかったから
普段はスーツなんか着ない
今も動きやすいジャージで子ども達と走り回っていた
35歳にもなって 彼氏もいない
私は仕事に生きるのさ
可愛い子どもたちが居れば寂しくないもんね
何とか仕事も終わって 明日はまたアキバへ
店長さんに
店「土曜日に新しいグッズが入りますよ」
なんて言われたら 買ってあげたくなっちゃう
半休をもらってお昼を食べたら早速アキバへ
今日は動きやすいジーンズにパーカー
相変わらずの女子力の無さ
お店に入ると店長さんがにこやかに
店「いらっしゃいませ 入荷してますよ」
「ありがとうございます」
お目当てのコーナーへ
するとそこにはの時のピンクの彼が居た
「こんにちわ」
佐「あっ こ こんにちわ あれ スーツじゃないんですね」
「あぁ この前はちょっとスーツを着なくちゃいけない仕事だったんで
いつもはジャージなんです」
佐「そうなんですか 眼鏡もしてないし
背が低くなりましたね 僕と一緒くらいかな」
「そうですね ヒールはあんまりはかないんです
女子力無いですよね」
佐「そんなことないです 凄く可愛いですって何言ってんだろ」
急に可愛いって言われて どうしていいか分からない
「やっぱり店員さんにおススメ聞いた方が良いかな
教えてもらっていいですか？」
佐「えっ？もしかして俺の事店員さんだと思ってます？」
「違うんですか？」
佐「俺もここの客です」
「え〜 そうだったんですか？ てっきり店員さんかと失礼しました」
佐「いえいえ 店員みたいなもんなんで
あの〜 俺佐久間大介って言います お姉さんのお名前きいていいですか？」
「AAです 勘違いしてすいません」
佐「全然問題ないです このお店の事は何でも聞いてください 熟知してるんで」
「佐久間さんって面白いですね」
佐「にゃす あーざす！！」
耳が赤くなってる佐久間さん
色が白いからかな 私より白い
可愛らしい男の子だな
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作者名：紫苑 | 作成日時：2021年11月9日 16時
