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私side
今日は仕事に行く前に 今まで足を踏み入れたことの無い場所に足を踏み入れていた
アキバそれはヲタクの聖地
私は決してアニヲタではない
可愛い姪っ子がアニヲタで 誕生日プレゼントに欲しいと言ってきた
お店に入ると 余りにも種類が多すぎて
どれがドレやら分からない
お目当てのアニメのコーナーは聞いて案内してもらったけど
さてどうしたものか・・・アクリルスタンドとやらもフィギュアやらも
色々ありすぎてどれが欲しいものか分からない
また聞きに行くのもな〜なんて思っていたら
佐「あの〜 何かお探しですか？」
振り向くと小柄でピンクヘアーのアニメTシャツを着た
可愛らしい男の人が立っていた
店員さんかなと思って 探している物を書いた携帯を見せると
佐「だったら このアクスタとこのフィギュアだと思います
どちらも限定品で今しか買えないんで」
親切に教えてくれた
「そうなんですね 確かに限定品って言ってました
ありがとうございました 助かりました」
そう言うと 彼は耳が赤くなって もじもじし始めた
お礼を言って店を後にした
この時はただのアニメショップの店員さんだと思っていた彼が
私の中で大きな存在になることは
夢にも思っていなかった
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作者名：紫苑 | 作成日時：2021年11月9日 16時
