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岩「はい 到着〜」

着いたところは水族館だった

「水族館なんていつ以来かな〜 あっ 高校生ぶりだな」

岩「そんなに? あんまり好きじゃない?」

「好きだよ 小さい頃はよく家族で来てたし
 一人で来る勇気はないし 最後に来た時は確か高校生だったな」

岩「だれと?」

「え〜っと・・・ともだち?」

岩「彼氏でしょ」

「そうだったかなぁ〜」

岩「彼氏と来たんだ」

「彼氏というか てうぃつなぐだけでいっぱいいっぱいで
 結局そのデートが最初で最後だったかな」

岩「そっか ピュアなデートだったんだね」

「ピュアだったね〜 」

遠い目をしてるとふいに手をつながれて

「どうしたの?」

岩「俺も手つなぎたいから 行こう」

照くんの大きな手はなんだか安心感があって
ずっとつないでいたいと思った

キレイな魚やクラゲを見たり

「あっ 私この子好きなんだ」

大好きなチンアナゴ

岩「なにこれ 可愛い 黄色いやついっぱいいる」

「可愛いでしょ〜 ずっと見ていられる」

岩「俺も ずっと見ていられる」

照君の方を見ると 私を見てニコニコしてる

「チンアナゴじゃなく私見てどうすんのよ」

岩「やっぱりAさんはみてて飽きない」

その後もイルカのショーを見たりして 水族館を堪能した

岩「お腹すいた〜 飯でも食いに行くか」

「そうだね 結構歩いたからお腹すいた」

岩「なんか食べたいものある?」

「私はなんでもいいよ 照君のことだから決めてるんでしょ?」

岩「まぁ 一応ね それじゃ行こうか」

車に乗って向かったのは 可愛らしいカフェだった

「素敵なカフェだね」

岩「でしょ ここオムライスが人気で デザートも美味しいんだって」

「あぁ〜 もしかしてデザートでここにした?」

岩「まぁね だって一人じゃこういう店入りずらいし」

そうだよな こんないかつい男はこんな可愛らしいカフェに一人で入るのは
ちょっとハードルが高いもんな

お互いオムライスとデザートを頼んだ

岩「さっきの高校時代の彼の話なんだけどさ」

「なに?」

岩「手をつなぐことしかできなかったってホント?」

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桃雪紫苑(プロフ) - れな様 ありがとうございます パート2がんばります!! (2021年10月23日 8時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪紫苑(プロフ) - via様 ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいですがんばります!! (2021年10月23日 8時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - パート2も見たいです! (2021年10月22日 23時) (レス) @page47 id: 26b60d2cf1 (このIDを非表示/違反報告)
via(プロフ) - もちろんこれからのふたりも見たいです。幸せな時期の続きを見せていただきたいです! (2021年10月22日 22時) (レス) @page47 id: fff6ac83ef (このIDを非表示/違反報告)
桃雪紫苑(プロフ) - まりん様 楽しんでもらえてるだけで私も嬉しいです。ありがとうございます。二人のイチャコラを引き続きお楽しみください(⌒∇⌒) (2021年10月22日 17時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫苑 | 作成日時:2021年8月25日 9時

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