ちょっと重めな俺だけど

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毎日仕事に追われながらも 照の家を行き来したり
休みの日に一緒に過ごす事が当たり前になった頃
大問題が発生した

岩「ねぇ これって絶対行かなきゃダメなの？」

「うん だって出席するって言ったし 私二次会の幹事だし」

目の前で絶賛不機嫌な照

話はさかのぼって 一週間前の私の家
休みということで二人でダラダラ過ごしていたけど
カレンダーの印に気付いた照

岩「ねぇねぇ この来週の土曜日のマークはなに？」

「あっ これ？ 来週高校の同窓会があるんだよね〜
　前にやったのが成人式の時だったから
　久し振りで楽しみなんだよね〜」

岩「俺聞いてない っていうか 高校って元カレも来るの？」

「そうだね 幹事だから来るね」

急に不機嫌になるし あぁ〜 久々のヤキモチ来た〜！！

「だって付き合う前から決まってたことだし
　私二次会の幹事だから 行かないわけにはいかないよ」

岩「どうにか元カレと会わないようには出来ないの？」

「それは無理 今更何もないって 今は普通に友だちだし
　男として見てないから」

岩「Aがそうでも 向こうはまだ意識してるかもしれないじゃん」

「ないから もう心配しすぎ
　それとも私の事が信用できない？」

岩「そうじゃない でも男の力を甘く見ないで
　 酔ってそういう気持ちになったら 女の力じゃどうにもできないんだから」

「分かった お酒は飲まない 約束する」

それでもこの一週間ずっとこんな感じ

そして同窓会当日の今も 目の前でごねている
でもそんな照も可愛いと思ってしまうのは
私も重症ってことかな

同窓会に行く服に着替えて メイクをしている後ろで

岩「ちょっとその服露出多くない？スカートじゃなくてパンツにしたら」

「ドレスコードがあるの 上にジャケット着るから大丈夫
　そんなにくっついたらメイクできない」

バックハグされてユラユラ揺れる メイクが出来ん

岩「だって これ以上可愛くなったら 絶対悪い男に言い寄られる」

「可愛いって言ってくれるのは照だけだよ
　高校の時なんて 陰で男みたいって言われてたんだから」

背も高く髪も短かったから 女に見られなかったんだよね

岩「今は全然違うじゃん そのギャップに男はやられるんだよ」

そうかな〜私自身はそんなに変わらないんだけど



　

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