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「はぁ〜 疲れた こんな日は甘いものだよね」
今日は目が回るほど忙しかった
甘い物でも食べないとやっていられない
でも今日は遅い時間だから
私の好きなザッハトルテ残ってるかな〜
お気に入りのお店に急いだ
カランカラン
宮「いらっしゃい Aちゃん
なんか疲れてるね」
笑顔で迎えてくれた涼太は 幼なじみで
腕のいいパティシエ
「もう疲れ過ぎて帰る元気も無いよ
ザッハトルテはあるかな？ あっ・・・」
無い
岩「あっ すいません」
レジの前にいたお客さんが申し訳なさそうに言った
宮「最後の一個は照がお買い上げだったから」
「あっ いや 大丈夫です
他のケーキにするんで気にしないでください」
岩「いや 俺の方こそ違うのにするんで どうぞ」
レジ前で譲り合っていると
宮「それじゃ 半分にする？」
岩「舘さん天才 そうしましょう」
結局ザッハトルテを半分にして
お店で食べる事になってしまった
お皿には半分になったザッハトルテと
フルーツタルトが乗っていた
宮「俺からのサービス ゆっくりしてって」
「ありがとう涼太 いただきます」
岩「いただきます」
目の前の彼も遠慮がちにいただきますを言った
パクッと口に入れると あまりの美味しさに
「う〜 美味すぎる」
岩「ホント 美味い」
目の前の彼はさっきまでとは打って変わって
目がなくなるくらいの笑顔で
見てるこっちも笑顔になってしまう
「甘いのすきなんですね」
岩「はい 見ためこんな感じですけど
チョコに目がなくて
舘さんのザッハトルテはもう
毎日食べたいくらい」
「分かる 飽きないのよね〜
あっ 私 深澤Aっていいます」
岩「あっ 岩本照って言います
舘さんとは高校の先輩で」
「えっ？ そうなの？ って事は辰哉とか
翔太は知ってる？」
岩「知ってるもなにも 未だに遊ぶ仲間です」
「そっか〜 辰哉は私の弟で 涼太と翔太は
幼なじみ」
岩「えっ！？ ふっかの姉ちゃん？
全然似てないですね めっちゃ綺麗」
「岩本くん 褒めたって何も出ないよ
ケーキもう一個食べる？」
岩「俺 お世辞とか言えないんで
Aさんも甘い物好きなんですね」
「うん やっぱり疲れを取るにはこれが一番」
美味しいケーキを食べながら
辰哉の後輩になる岩本くんと
楽しくおしゃべりしたらあっという間に
閉店時間になった
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桃雪紫苑(プロフ) - れな様 ありがとうございます パート2がんばります！！ (2021年10月23日 8時) (
レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)
桃雪紫苑(プロフ) - via様 ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいですがんばります！！ (2021年10月23日 8時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - パート2も見たいです！ (2021年10月22日 23時) (レス) @page47 id: 26b60d2cf1 (このIDを非表示/違反報告)
via(プロフ) - もちろんこれからのふたりも見たいです。幸せな時期の続きを見せていただきたいです！ (2021年10月22日 22時) (レス) @page47 id: fff6ac83ef (このIDを非表示/違反報告)
桃雪紫苑(プロフ) - まりん様 楽しんでもらえてるだけで私も嬉しいです。ありがとうございます。二人のイチャコラを引き続きお楽しみください(⌒∇⌒) (2021年10月22日 17時) (レス) id: 9b44e25792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫苑 | 作成日時：2021年8月25日 9時
